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オトナな修羅場体験と良質なパズルゲーム!キャサリン・フルボディ

評判/点数/感想
  • 5段階評価:★★★★☆
  • 点数:80点
  • コメント:PS3版未プレイ。個人的にどのキャサリンも無理!
  • プレイ時間:約10時間(1ルートクリア+バベル少々)
  • トロフィー:24%

キャサリン・フルボディは、2011年にPS3で発売されたキャサリンのリメイク版で、PS4/Vita版が2019年2月14日、Switch版が2020年7月2日に発売された。PS4版の限定版を1年ほど前に安く入手していたが、未プレイで寝かしていた物を漸く開封。エンディング種類が多く、3周はプレイしたいと思うが、まずは1ルート終わったのでレビュー。


参考
キャサリン・フルボディ公式サイト公式

このゲームには、ヒロインとしてキャサリンが3人登場する。キャサリン(恋人)、キャサリン(浮気)、キャサリン(追加)の内、謎に満ちた美女であるキャサリン(浮気)の声優を、10種類追加出来るDLCがついていたが、寝かし過ぎたためにダウンロード期限切れ。

これから限定版を購入予定の人は全部入りのSwitch版を推奨したい。

浮気キャサリンのDLC内容
  • プリティー:
    わがままシスター(堀江由衣)
    アトラクションガール(悠木碧)
    気まぐれキャット(釘宮理恵)
  • ラブリー:
    純情系ギャル(豊口めぐみ)
    ツンデレ彼女(戸松遥)
    溢れる母性(小清水亜美)
  • セクシー:
    夜の女王(水樹奈々)
    憧れのお姉さん(佐藤利奈)
    一途な乙女(阿澄佳奈)
  • スイッチ追加:
    ヒーリングフラワー(花澤香菜)
    生意気後輩(竹達彩奈)
    インテリジェンスビューティー(井上麻里奈)



1.エンディングの種類はなんと17種類!

このゲームはアドベンチャーパートと、パズルパートを交互にプレイし、主人公が毎晩うなされる悪夢の真相に迫っていく。

アドベンチャーパートでは、3人のキャサリンの間で揺れる主人公ヴィンセントの行く末を見守る事になる。

ヴィンセントにはメガネの恋人キャサリンが居るが、金髪のキャサリンに誘惑され、その日の夜から毎日、死のパズルゲームに挑戦させられる。

途中の選択肢でエンディングは細かく分岐し、実に17種類もエンディングがあるようだ。筆者の場合、初回プレイは極力誠実な選択肢を選び、恋人キャサリンとのエンディングに到達したが、正直個人的にはどのキャサリンも受け付けなかった。

ネタバレは控えるが、下着みたいな服装で誘惑してくる異常な浮気キャサリンはイヤだし、新キャサリンはアレなので無理。

こんな画像を送ってくる奴は信用できない

新キャラの秘密はネタバレなので自分で確かめよう

そうなると、恋人キャサリンしか選択肢が無いんですが、まあコイツも大概だ。

ヴィンセントと結婚の話になった瞬間に、“これから私が口座管理するから”とかCV.三石琴乃で言ってくるのは裏がありそうで本当に信用できない。

主人公は基本的にクズです

何故浮気キャサリンが現れ、毎日悪夢を見せられるのかという点については、『ペルソナシリーズ』開発チームの作品なので、非現実的な設定が待っています。

最終章の主人公と黒幕達とのやり取りは面白く、気に入る人は多いだろう。



2.パズルがとにかく面白い!

アドベンチャーパートと同じく、繰り返し遊ぶことになるパズルパート。

積み上げられたブロックを押したり引いたりしながら足場を作り、落下しない様に上を目指すのだが、長考してモタモタしていると下から迫って来る怪物に掴まってゲームオーバーとなる。

ブロックはエッジ同士が引っ付いていると下に何もなくても止まるという変わった仕様。何処を押し引きすれば正しい道が開けるのかを、短時間で考える能力が求められる。

ブロックには様々なトラップがあり、崩れたり、槍が出たり、滑ったり、爆発したりと、中々思い通りに動かすことができない。

パズルの難易度は、Safety,Easy,Normality,Hardから選ぶことが可能だが、まずはイージーで慣れることを推奨したい。難易度の名称から“取りあえずノーマルで!”とプレイするのは危険で、クリア出来ずに投げプレイヤーも多いだろう。余程パズルが得意でない限り、最初からノーマルは無謀な難易度となっている。

筆者は最初から最後までノーマルでプレイしたが、途中でイージーに変更しようと思ったことが何度もあった。頑張って繰り返し挑戦していると、そのステージで要求されているテクニックのコツを掴めて、今まで失敗していたことが嘘のようにスッとクリアできることもあり達成感は大きい。パズルで感動を得たい人はノーマル以上で諦めずに挑戦するのもありだが、どうせ周回するゲームなので、最初から低い難易度から始めた方が良いだろう。最初からハードだけは絶対には止めよう。

ヴィンセント君は悪夢を脱出した際に大きく歓喜するが、パズルを綺麗に解けて高得点を取れた際に、プレイヤーもこのガッツポーズに感情移入できるのではないだろうか。

まあ、彼は命が掛かっている訳だが

ちなみに、Safetyはフルボディ版から“エンディング保証”と称して追加されたモードで、オートプレイで自動的にクリアすることが可能。その様なモードが追加されるほど、PS3版で難しいという声が多かったのだろう。

難易度は高いがパズルは本当に良質で、一見クリア不可能でも、しっかりと頭を使えば解けるようになっている。アンドゥ機能で行動を巻き戻し出来たり、ジャンプ力アップのアイテムが売っていたりと救済措置もある。

中間地点でアイテムを購入可能



3.そしてクリア後に全開放されるバベル

ストーリーをクリアすると、アンドゥ不可の高難易度モード“BABEL”が開放される。

30分ほど挑戦したところ、一番最初のステージを90ステップぐらいが最高到達点だった。

ストーリーでは適当にブロックを押し引きしてからアンドゥして、正答ルートを探すというプレイを誰しもがやるが、バベルではそれが出来ないので1回の判断ミスが命取り。

初回エンディング到達までは約10時間だったが、バベルを全クリアするには、100時間あっても足りないのではないかと考える。そのため、頭をフル回転させて、長く遊べるゲームを探している人にはオススメしたい。

ちなみに、サウンドコンポーザーはペルソナシリーズ同様に目黒将司なので、音楽も大変すばらしい。

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