細かい改善は見られるが、抜本的な改革が必要!スーパーロボット大戦V,X,T

評価と簡易コメント
  • 5段階評価:★★★☆☆
  • 点数:V75点,X70点,T70点
  • コメント:V,X,Tどれか一つなら楽しめる。全部やると不満が貯まります。
  • レビュー投稿時の進行状況:V,X,T共にストーリー1週クリア。
  • プレイ時間:3作で約120時間
  • トロフィー:V71%,X72%,T90%

ここ最近は毎年のように新作が発売されていたスーパーロボット大戦シリーズですが、2020年は家庭用ゲーム機で向けに新作はリリースされません。2021年はスーパーロボット大戦30周年なので、充電期間でしょうか。

せっかくの充電期間なので、25周年で発売されたVから短期間に連続リリースされた、(開発的に)省エネ仕様のスパロボV,X,Tを振り返ってみたいと思います。

1.マンネリ打破しないと未来がない・・・

私はロボット物好きで、スーパーロボット大戦は、GBでリリースされたシリーズ1作目からプレイしています。もはや半分義務みたいに新作が出る度に購入していますが、次の30周年で大きく変化を加えないと、シリーズ存亡の危機だろうと考えています。

参戦作品が多く、それありきでストーリーが創作されるため、展開がご都合主義とか、困った時の空間転移とかは目を瞑るとしましょう。

しかし、システム面よ、25年あったらもっと進化できるんじゃねえのか・・・。

VXTでは、システム面で以下の様な要素が追加されていました。

追加された要素
  • Tacポイント
    敵を撃破すると経験値や資金と一緒に貯まり、それを使って各種ステータスを強化したり、舞台全体のボーナスを得ることが出来る。
  • エキストラカウント
    敵撃破やレベルアップで貯まり、それを使えば撃破後再行動や、クリティカル確定ボーナスを得ることが出来る。
  • 非戦闘員の活躍
    戦艦に乗っている非戦闘員も、精神コマンドが使える。
  • エースパイロットのお祝い
    撃墜数が一定数に達してエースパイロットになると、マスコットキャラがお祝いしてくれる。(Zでもありました)

あの手この手で、変化をもたらそうとしている事は伝わるんですよね。

しかし、それらはこの記事のタイトルにある通り、所詮は小手先の”改善”止まりです。

25年シリーズ続けてこの程度の改善しかできないの?と、正直ガッカリしてしまいます。25年っていうと、赤子が立派な社会人として戦力になるぐらいの期間です。スパロボの25年の進化は、人間で言ったら精々、幼稚園児が小学校高学年になった程度の進化しかしていません。

以前レビューした十三機兵防衛圏をプレイした時に思ったんですが、スパロボはPS2でリリースしたスクランブルコマンダーを成功させて、ハードの進化と共に、3Dリアルタイムスーパーロボット大戦を実現するべきでしたね。

アニメーションの進化が良く分かるCM集。
同時に、アニメーション以外は大体同じである事も良く分かってしまうCM集。

 

2.難易度が機能していない

システム面で不満が有れど、SRPGとして面白ければ評価されるはずです。

しかし、近年のスパロボは戦闘パートが簡単過ぎて消化試合感が半端じゃないです。

SFC時代のスパロボは、役に立たないユニットは最初から最後まで工夫しても使いようが無く戦力が限られていました。敵も2回行動当たり前だったので、集中攻撃を受けてどうしても倒されてしまう事がありました。

しかし、スパロボはリリースを重ねるごとに、脇役でも何だかんだと戦えるようになっていき、逆に敵は固いだけで凶悪なMAP兵器を撃つこともなくなり、弱体化の一途をたどっています。

また、味方が全体的に底上げされたお陰で、エースユニットはさらに強くなっています。
余りにも強すぎて40話あたりから、特定のユニットが連続行動し続けて1ターンで終わってしまいます。

説明しなくても経験者は分かると思いますが、真ゲッターですね。Xに限ってはマップ兵器が圧倒的に使い易いサイバスター。

もうこの辺りは、ゲームとして破綻しているとしか言いようが無いです。それなら真ゲッター使わなければ良いとか、精神コマンドの覚醒を使わなかったら良いとか言う人も居ますが、プレイヤー側で縛りプレイをしなくても遊べるように工夫して欲しい所。

一応、難易度システムがありますが、世間の感覚からすればV,X,Tのハードモードは、一般的なゲームのベリーイージー以下です。敵の配置やボス情報などの攻略情報を一切得ていない状態の初回プレイでも、1ターンクリアが当たり前。

こうなってくると、シナリオ観戦モードような、ボタン押すたびにイベントシーンまでスキップ出来る機能が欲しくなります。YouTubeで十分なんて言われてしまうのは、まさにこの辺りが元凶でしょう。

第2次スーパーロボット大戦Gでシュラク隊縛りとか無謀なプレイをやったことがありますが、そういうチャレンジにも適さないストーリーの長さですし、戦闘パートが本当に苦行です。

3.それでもやっぱり、スパロボは好きなんだよ

何だかんだと文句を垂れながらも、30周年記念作品が進化していなくても買います。もうここまでシリーズを追い続けたら、最後まで看取る覚悟です。(少なくともOGをキリの良いところまで進めて終わってくれ)

そんな出来栄えなら50点ぐらいじゃないのか?と思うかもしれませんが、序盤20話ぐらいまでやっぱり面白いんですよ。色々な事情や状況で所帯が大きくなっていく過程が。仲間が増えるたびに新しい戦闘シーンをチェックしたり、初顔合わせのクロスオーバーのセリフを見たりするのは本当に毎回楽しみです。なので、70点付けています。

ちなみに、今までで一番感動した戦闘シーンは、BXの法術士ニューです。レアカード演出が最高過ぎる。後は、APのフルアーマーガンダムのショルダーキャノンの構え方が妙に気に入って何回も見ちゃう。

どうでも良い小ネタですが、最近、第2次スーパーロボット大戦Gは販売時期によってアムロの顔グラフィックが違うことを知りました。通常は少年時代のアムロ顔なのに、一部のロットは大人顔に差し替えられているとかなんとか・・・。

ちなみに、初代スパロボは説明書のカラーがちょっと違うバージョンがあるw

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バンダイナムコエンターテインメント
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