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PS5のコントローラーの凄さを体験する以外に価値は無い!Destruction AllStars(デストラクション・オールスターズ)【レビュー/感想】

評価と簡易感想
  • 5段階評価:★★☆☆☆
  • 点数:30点
  • 感想:コントローラーの性能確認だけで十分
  • レビュー投稿時の進行状況:アンインストール済み
  • プレイ時間:約1時間
  • トロフィー:0%

Destruction AllStars(デストラクション・オールスターズ)は、2021年2月分PlayStation Plusフリープレイに登場した、カーアクションとドライバー個人のアクションで戦う対戦ゲーム。開発はLucid Games。

最大16人対戦で、固有スキルを持ったドライバーが車でも生身でも戦って得点を競い合うという奇抜な設定。更にPS5専用で2か月間だけ無料という強気の設定も相まって、ソフト不足のPS5を牽引できるのではないかと期待が高まっていたが、蓋を開けてみると散々な結果に終わった。

一言で表すと、見た目が派手で綺麗でクソゲーである。

1.何よりも面白くないし盛り上がらない

Destruction AllStarsのルールはシンプルで、敵の車に体当たりしてクラッシュさせてポイントを稼ぐだけ。ポイントを持った状態でステージ中央の竜巻の中に入ると、ポイント効率がリセットされてチームの点数に加算される。

画面上がポイント。車を破壊されずに稼げばポイント効率が上がる。

相手にぶつかればぶつかるほどにポイントの効率が上がっていくが、自分の車が破壊されるとポイントを失うため、引き際も重要になってくる。

車を破壊されても生身の人間で戦うことが可能。キャラクターそれぞれには固有のスキルが設定されているので、それを駆使しつつ新しい車を拾いに行ったり、他人の車を奪ったりして戦線に復帰する。

ちなみに、生身で跳ねられるとスタート地点からリスポーンとなる。

走った地面に火をつけている図。踏んだ車両は引火してダメージ。

で、この他人の車にぶつかってポイントを稼ぐというルールが問題。

シンプルで分かり易いことは良いが、ただただ広いフィールドを走り回ってぶつかるだけなので一瞬で飽きる。

特にチーム戦においては、フィールドの広さとゲームスピードの速さから、仲間と協力して何かを成し遂げるということは絶望的。仲間が敵を追いかけている場面を見かけたら、前から挟み撃ちなどが理想かもしれないが、広めのフィールドで、進行方向の制限などもなく、障害物も少ししか無いので難しい。上手くいきそうでも、仲間に接触してクラッシュし、敵にはまんまと逃げられるという場面も多い。

そのため、チーム戦をプレイしたとしても、得点をチームで共有しているだけで、結局は個人でぶつかり合いするだけのゲームである。

つまり、競技性が一切無いのである。

チーム戦でも個人戦と変わらない。近い相手にぶつかるだけ。

ボールの無いロケットリーグで、車同士のぶつかり合いをして楽しいだろうか?答えはノーである。その絵面から最初の数回だけしか面白く感じる事は無いだろう。

ベースとなる部分は車同士のぶつかり合いでも良いが、途中で破壊すれば高得点のボーナスが得られるようなNPCのターゲットが現れるとか、お互いのチームメイトが高得点のターゲットに指定されるから守るとか、そういうプレイ状況が一変するような仕組みが欲しかったところ。

また、平常時やチャンス時など、各キャラクターに得意な状況を設定し、チーム内でバランス良くキャラクターをピックするような仕組みが欲しかった。現状ではチーム戦でも個人戦をやっているようなものなので、適当に好きなキャラクターをピックするだけになっている。

アイドルっぽいフルフェイスが大抵人気

2.音周りの仕様が意味不明

対戦中のBGMが無い

登場するキャラクターはどれも個性的で、ゲーム開始前の雰囲気はノリノリだが、いざ対戦が始まるとBGMが無いので盛り上がらない。

音の聴き別けが対戦の重要な要素になるのであれば分かるが、そのような繊細なゲームではないのでBGMが無い理由が理解できない。

メニュー画面では音楽が流れており、ユニークな絵面から非常に面白そうに見えるが、このメニュー画面がピーク。

ボイスチャットのON/OFF機能なし

対戦が始まるとチームメンバーとのボイスチャットが自動的に始まる。

一般的なゲームであれば、メンバー毎にボイスチャットのON/OFFを設定出来るが、このゲームはボイスチャット強制で、他人のボイスをOFFにすることはできない。

自分のボイスはコントローラーのマイクボタンを押せばOFFに出来るが、他人のボイスはどうすることも出来ない。他人が喋っているだけならまだマシだが、大きな音で生活音を垂れ流しの場合は気が散って最悪である。

BGMが無い上に、このボイスチャット仕様なので、音声面で地雷なプレイヤーと組まされた時は苦痛でしかない。

3.PS5のコントローラーの凄さだけは体験可能

ご存知の通りPS5はコントローラーを介したプレイ感覚の強化に力を入れており、専用コントローラーにはL2R2の抵抗が変わるアダプティブトリガーと、進化した振動機能であるハプティックフィードバックが搭載されている。

Destruction AllStarsでは正にこの二つの機能を存分に体験することが出来る。アクセルを掛けた時のR2トリガーの重さや、クラッシュした時の振動の伝わり方は、正に次世代機ならではの体験。

PS5を持っているのであれば、車を走らせてクラッシュさせた衝撃を肌で感じるために、無料期間中に1回ぐらい遊んでみるのも良いだろう。

なお、オンライン対戦は日本国内ではまずマッチングしないが、オプション⇒ゲームプレイ⇒マッチングリージョンから、設定をアメリカ中部に変えることで対策可能である。

PS5は日本では普及していないため仕方がない。

前回の気になったゲームネタでも紹介したが、今月のフリープレイは、Destruction AllStars以外にも、アッシュと魔法の筆、ブラッドステインド、CONTROLが配信されている。あまり時間が無い人は、Destruction AllStarsはダウンロードせずに他をプレイした方が良いだろう。

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