【キラキラスターナイト ふるさと納税 ふじみ野版】レビュー: “ふるさと納税でファミカセが貰える”というパワーワードが堪らない

総合評価
 (5)

キラキラスターナイトは2013年に発売された自主製作8bitゲームだ。

進化を重ねることでなんと、2020年にはふるさと納税の返礼品になっている。自主製作とはいえ、ファミコンカセットが返礼品入りするとは驚きだ。

2013年08月11日 キラキラスターナイト発売
2016年10月06日 キラキラスターナイトDX発売
2018年09月07日 キラキラスターナイトふるさと納税版(CD-ROM版)発売
2020年04月13日 キラキラスターナイトふるさと納税版(カセット版)発売 New!

やっぱり8bitゲームはカセット版が欲しい

キラキラスターナイト ふるさと納税 ふじみ野版のゲーム内容は、基本的にはキラキラスターナイトDXと同じだ。多少は改良が加えられているらしいが、内容は大きく変わらない。

しかし、

ふるさと納税の返礼品でファミコンカセットが貰える。

などというパワーワードを聞かされたら、レトロゲーマーなら手を出さずにはいられない。

なお、ゲーム内容は変わらないがパッケージは大きく変わっている。キラキラスターナイトDXは、良くあるファミコン風の紙パッケージなのに対して、ふるさと納税 ふじみ野版は特製プラケース入り&タイトル通りのキラキラなパッケージとなっている。

1回開封して読み込んだらそっとビニールに戻して保管。

コレクター心をくすぐる嬉しい仕様だ。最高に所有欲を満たしてくれる作品である。

ふるさと納税の返礼品には、データを入れたCD-ROM版があるが、やはりカセットに意味がある。ふるさと納税の返礼品でファミコンカセット貰った!というだけで話のネタにもなり、オタク仲間のトークが盛り上がることも間違いなし。

ファミコンゲームってこんなに華やかだったっけ?

さて、肝心のゲーム内容だが、まずは次の動画を見て欲しい。これはキラキラスターナイトDXのゲームセレクト画面だ。

操作キャラクターのキララちゃんが滑らかに躍る様子が分かっただろうか。

ファミコンでこれだけ滑らかに動くアニメーションを見ることが出来るとは驚きである。このアニメーションは家族と盛り上がりながら10回ぐらい見た。

この記事はあくまで“ふるさと納税でゲームが貰える”という話なので、ゲームの詳細が気になる方は以下のPVを見て頂くと分かり易いだろう。

簡単に説明すると、イカしたチップチューンミュージックにノリながらキララちゃんをジャンプさせて、ステージ内に飛び出してくる星を集めてハイスコアを競うシンプルなゲームである。

シンプルながらも、ハイスコアを取るためには覚えゲーの要素が強くてやり応えがある。覚えずに適当にプレイしただけでは、ステージのクリアノルマに到達しないので、最終ステージまでプレイすることは困難だ。

また、PVからも伝わるだろうが、色鮮やかなステージ背景に驚く事は間違いなしだ。多層スクロールによる奥行きと、水面の揺らぎの表現には度肝を抜かれる。

そして特筆すべきは収録されている音楽の数。全ステージで異なる曲が使用されているので、9ステージ×難易度2種類=18曲 も用意されている。

個人的にはStage2 レベル1の、StarNight Danceがお気に入り。無限に聴いていられるぐらいに気に入ったので、サントラも発売されているので即購入した。

ふるさと納税のカセット版は売り切れ

ふるさと納税のカセット版は残念ながら既に売り切れである。

しかし、2016年に発売されたキラキラスターナイトDXはまだ在庫が散見されるので、FC実機が現役または、FC互換機を持っている人は是非遊んでもらいたい。

8bitゲームファン必携のアクションゲームだ。

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