「不思議のダンジョン 風来のシレン 5plus」がSwitchに移植されますが、久しぶりの人は良く考えて買おうという話

評価と簡易コメント
  • 5段階評価:★★★☆☆
  • 点数:70点(DS版、Vita版の評価)
  • コメント:久しぶりに買う人は戸惑う事間違いなし。

2015年にPSVitaで発売された、「不思議のダンジョン 風来のシレン 5plus フォーチュンタワーと運命のダイス」が、2020年12月3日にSwitchに移植される事が決まりました。元々、Vita版風来のシレン5プラスは、2010年のDS版風来のシレン5の移植+α作品なので、10年ぶりに再びニンテンドーハードに戻ってきた訳です。

参考 「不思議のダンジョン 風来のシレン 5plus フォーチュンタワーと運命のダイス」がSwitchとSteamにて発売Gamewatch

今年3月に公開されたPVでは、追加ダンジョンがあるような事が書かれており、新作に飢えているシレンジャーには待望の新作です。(本当はシレン6が欲しいけど)

しかし、毎回熱心に購入している訳ではなく、シレン4や5をやっておらず久しぶりに買ってみようと思っている人は注意してください。注意点が三つあります。

シレン5の注意点
  • HP回復の仕様が昔と異なる
  • 夜&技が追加されている
  • 製作陣の自己満足要素がある

アイテム管理が面倒くさくなるだけのHP回復量

昔の不思議のダンジョンシリーズでは、HPの回復量は、最大HPに対する割合で決まっており(初代なら1ターンで150分の1)、HPが増えれば歩くだけでモリモリとHPが回復したと思います。しかし、風来のシレン4以降は割合回復ではなく、最大HPが上がると何故かHP回復量が減っていきます。詳細は攻略サイトなどを見てもらえばよいと思いますが、HPが増えて200程度になると、2歩でHP1しか回復しなくなります。
割合回復から固定値(しかも圧倒的に少ない)にされたので、必然的に回復アイテムを沢山持ち歩くか、盾を強化するか、接近される前に倒す必要が出て来ます。ストーリーの持ち込みダンジョンならまだ良いですが、クリア後の持ち込みダンジョンでこの仕様が結構なストレス要素です。
ダメージ⇒自然回復追いつかない⇒アイテムで対処 と言う流れがどうしても発生するので、中盤にアイテムの引きが悪いとジリ貧になって、致命的なミスをしていないのに中途半端な階層でゲームオーバーになるという、余り面白くない展開が頻発します。
回復アイテムをHPMAXで使って、さっさとHP上限をブーストしたくても、手持ちアイテム次第では温存する選択をする必要もあります。それも考える要素だと言われればそうかもしれませんが、管理要素が増えるだけで面白さには繋がらないんですよね。シレン4でも不評だったのに、このHP回復しようがシレン5でも採用されたのは、低工数で4を流用して5を作ったからに他ならないのですが

何よりも技名のセンスの無さが受け付けない夜&ワザ

風来のシレン4以降、夜システムが採用されており、夜になると凶悪なモンスターが徘徊するようになります。どの程度の凶悪かと言うと、初代風来のシレンで、峠で亡霊武者がハブーンをマムーンにした時ぐらいのインパクトのある攻撃力を持ったモンスターが、当たり前のように常時ポップするようになります。

しかし、夜のモンスターには技を使う事で、大ダメージを与えて楽に倒すことが出来て大量に経験値を入手できます。ただし、技は使用回数が決められているので、ハイリスクハイリターンという仕様です。(通常攻撃は基本的に通らないので、技が無くなって囲まれたら詰み)

で、その技が問題。

大貫通ドドーン砲!

 

致命的に技名がダサい。
この技名をスパチュン社内で誰も止めない時点で、ゲームの出来もお察しだったのかもしれません。技は大量にありますが、興味がある人は”シレン5 技”でググってください。他にも信じられない技名が一杯出て来ますよ。正面3体を即死させる”三匹うぎゃあ破”とかオススメです。

ちなみにこの”大貫通ドドーン砲”、スパチュン的には手ごたえを感じているのか、別のゲームにまで登場させています。

参考 「不思議のクロニクル」×「風来のシレン」コラボDLCの配信がスタート4gamers

不思議のクロニクルという、ひたすら左から右に進んでいくローグライク強制横スクロールRPGとコラボした時に、クラス風来人としてシレンが登場します。大貫通ドドーン砲を引っ提げて。シレン5宣伝のマイナス効果しかないでしょう・・・。

センスは兎も角、技は専用のダンジョンとして幾つかあれば良かったんですが、最高難易度の持ち込み不可ダンジョンにも登場します。夜と昼はターン経過で切り替わるので、単純にモンスターの出現テーブルが2倍あります。前項でジリ貧で面白くない倒され方をすると書きましたが、どの階層を昼と夜どちらで抜けるかという選択肢にも影響してきます。(アイテムが足りないから夜に経験値を稼げないとか、HPが減って逃げたら図らずとも即降りしたい階層で夜になってしまったとか、調整が非常に面倒くさい。)

石像の洞窟150問目は何を思って作ったの?

初代風来のシレンには、フェイの問題と呼ばれるパズルダンジョンがありました。シレン5では石像の洞窟という名前でパズルダンジョンが存在しており、何と150問も用意されています。

が、その150問目が開発陣の自己満足の塊。多分一人で考えていたら、この1問だけで300時間ぐらいは考えないとクリア出来ないレベルの難易度。せっせと問題を解いて辿りついた先がこれはちょっと・・・。インターネットで情報共有が当たり前の時代という事で、SNSなどで活発に議論する前提なのでしょうか?

どんな内容かと言うと、動画を見てもらった方が早いと思うので貼っておきますが、手順を完全に理解していても8分以上かかります。やり方調べてクリアすればいいやとwikiなどで手順を見ても、何回も失敗して数時間は掛かると思います。
残念ながら動画は英語版ですが、途中何度も呪いの罠を踏んだり、床にアイテムを置いたり、画面外に遠投したりしているのは、決して無駄行動ではなく必要行動です。

じゃあ買わない方が良いのか?

以上の3点を許容出来る人は問題ないと思います。夜のモンスター出現テーブル考えたり、どのアイテムを拾ったら何をするべきか、パターンを細分化して検討する事が楽しめそうな人にはオススメです。

それと、買うならパッケージ版をオススメします。何故なら、”秘蔵図録&風来旅十景”という特典が付いて来るからです。シレン関連の資料集と言うと、昔はビックリの壺という書籍が発売されていましたが、最近はファミ通から適当な攻略本が出るだけでファンが満足できる資料集は発売されていません。
シリーズのキャラクターデザイン担当の長谷川薫氏のイラストや設定画を沢山見たいのですが、その機会がファンには与えられていませんでした。しかし、今回はの特典でようやく願いが叶いそうです。わざわざ収納ケースでソフトと一緒に保管できるような仕様になっているので、内容にもそれなりに自信があるのでしょう!

そして、買ったものの、★3で70点程度の出来栄えのシレン5に不満を持つ人も多いでしょう。
そういう人は、不思議の幻想郷リローデットをプレイするのです。
東方だと毛嫌いせずに。★5の90点ぐらいの出来です。

なお、不思議の幻想郷ロータスラビリンスは、カラス避けの反射板として吊るす程度の能力しか持っていないのでスルー安定です。
(10時間ほどでトロコンなので、トロフィーブースターとしては使える。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)