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DUNGREED(ダングリード)【レビュー/評価】アイテムロストが苦にならない、ローグライク+爽快2Dアクション

評判/点数/感想
  • 5段階評価:★★★★★
  • 点数:100点
  • 感想:これDL版1500円でいいの?パッケージ版2700円でいいの?
  • プレイ時間:約15時間
  • レビュー投稿時の進行状況:エンディング2つ目までクリア
    エンディング1つ目まで約13時間。2つ目まで約15時間。まだまだ続く模様。

DUNGREED(ダングリード)は2020年9月24日にPikiiから発売された、Team Horay開発のシングルプレイ用アクションゲーム。

このゲームは、2Dドット絵の可愛い見た目から想像できないほどに本格的なアクションゲーム。全体的に難易度が高めなうえに、ローグライクなため、頻繁にダンジョン踏破に失敗してアイテムをロストを味わうことだろう。

高難易度+アイテムロストと聞くと、少し手を出しずらいと感じるかもしれないし。実際、多くの人はプレイ開始して数分で倒されることは間違いない。しかし、独自のローグライク仕様で、探索⇒失敗⇒成長⇒探索のサイクルが面白いほど良く回るため、アイテムロストが全く苦にならない。

こんなに良く出来たゲームがこんなに低価格で良いのか!?と言いたくなるレベルの仕上がり。

レビュー本文の前に、気になるローグライクの仕様を記載。

ダングリードのローグライク仕様
  • レベル:継続
    ダンジョン内でレベルアップ無し。探索終了時に倒した敵の経験値を清算し、レベルアップで得たポイントを好きなステータスに振って能力アップ。
  • アイテム持ち込み:不可
    特定の条件を満たせば、拠点でランダムなアイテムを入手可能。また、拠点でランダムな品揃えでアイテム購入可能。
  • アイテムロスト:あり
    全ロスト。ロストしたアイテムの救済無し。
  • お金ロスト:一部ロスト
    現在のレベルに応じて持ち帰れる上限在り。レベルが上がるほど上限アップ

ローグライクなのにアイテムロストが苦にならない!

ダングリードは、自キャラがテンポ良くサクサク攻撃できる反面、敵の攻撃は苛烈でトラップ類も多いため、気を抜くと瞬く間に倒される項難易度のゲームだ。

ショートソード1本でダンジョンに潜りアイテムは運任せ。HPの回復は殆ど出来ず、冒険中にレベルアップもなし。そのため頻繁に倒されては、村に送り返されて全アイテムを失うことの繰り返しである。

そんなに頻繁にアイテムロストしていたらやってられない!と思うかもしれないが、嬉しい事にロストが気にならない仕様になっている。

次々とアイテムが追加される

ダンジョン内で村人を助けたり、階層毎のボスを倒したりすることで、新しいアイテムがダンジョン内に登場するようになる。また、各階層には村人とボスが必ずおり、1階層毎に2回アイテムが追加される仕組みだ。

ボスを倒して住人を助ければ、合計で30前後のアイテムが追加される。

特に、村人を助けると大量にアイテムが追加されるのだが、追加されたアイテムは能力が高く、古いアイテムよりもレアリティが高い物ばかり。そして、このアイテムの追加はゲームの終盤まで繰り返される。

つまり、新しくて強いアイテムが供給され続けるため、古いアイテムをロストしたところでさほど未練が残らなくなっている。当然新しいアイテムを手に入れて、新しいアイテムをロストする事もあるが、アイテムの種類が豊富で、それらを試す楽しみがロストした辛さを圧倒的に上回る事だろう。

ラスボスで負ける以外は、勿体無いと感じることはない!

探索に失敗してもお金は残る

探索に失敗してダンジョンから追い出されると、アイテムは全部失うがお金は一部残る。残ったお金を使えば、拠点でランダムに販売されるアイテムを買うことが可能であり、次回はある程度の装備が整った状態でダンジョンに挑むことが可能。

また、レベルアップするとダンジョンから持ち帰れるお金の上限が増える。レベルは継続制なので何度も冒険に失敗している内に、拠点でレアリティの高い強力なアイテムも買うことが出来るようになる。追加されたばかりの高級品を一つ買うのか、レアリティの低い安物を幾つか買うのか迷うのも意外と楽しい。

モンスターを10匹倒すたびにHPが5回復する血石の指輪。これが拠点で売っていれば絶対に確保したい。

圧倒的なアイテム量で攻略方法は多岐に渡る

ダングリードはストーリーの進行に合わせて使える武器・装飾品が増えて行くが、その数は実に233種にも及ぶ。

しかも、色違いのような水増しではなく、特性の異なる攻撃手段が多数準備されているから驚きである。

持ち込みの制限が厳しいく、アイテム数が多いと同じようなアイテムの組み合わせになる可能性は低く、ダンジョンに潜る度に戦法が全く異なってくるだろう。

拾ったアイテムと食事効果から、最適な戦法を考え出す楽しみがこのゲームの醍醐味である。ここでは、幾つかの戦闘スタイルを紹介する。

オーソドックスな剣スタイル

基本的にはファンタジー風の世界観なので、まずは剣と盾の基本スタイルで経験を積んで動作をマスターしたい。

定番の武器から、オリジナル武器まで多数の品揃え。

セット効果の特殊武器スタイル

一部のアイテムを同時に装備すると能力が変化する物がある。アイテム入手がランダムなので狙って揃えるのは難しいが、揃った時には面白い性能を楽しむ事が可能。なお、アイテムの組み合わせパターンは、プレイ中にプラスボタンを押せば閲覧可能な図鑑からいつでも確認可能。(セット効果は34種類もあり覚えるのは大変。)

下の動画は、ゴム銃+爆弾袋でセット効果”爆弾魔”が発動している状態。射撃の弾が爆弾になって、高威力・広範囲の爆弾を連射できるようになっている。

装飾品で特性が変化するスタイル

武器の特性を変化させる装飾品も登場する。

下の動画は、3wayショットの”ラッパ銃”+銃弾が3方向に分かれる”拡散弾”+弾が大きくなる”魔法のルーペ”の組み合わせ。

3wayが9wayになった上に弾が大きくなり、最早別ゲーレベルの攻撃範囲。

みんな大好きガトリングガン

ファンタジー風なダングリードだが、実は近代兵器が多数登場する。

拳銃からアサルトライフルやショットガン、ガトリングガンまで。

更に、毒属性のショットガンなんていうファンタジーと融合した兵器まで。

なお、近代兵器を最初から使用することは出来ず、ダンジョンでピアートさんを救出する事でダンジョンに出現するように。

近接主体の冒険に、重火器が投入されて一気に別ゲーになって新鮮。

また、主人公のジョブも多数用意されており、初期の冒険者以外に11種類。それぞれ得意・不得意な攻撃手段があるので、拠点で強力なアイテムを手に入れることができたなら、それに合わせたジョブに変更するのも悪くない。

ひとまずのエンディング到達だけでは全く遊びきれないボリューム。

このように、装備やジョブの組み合わせ次第でプレイスタイルが全く変わってくるので、一回クリアしただけでは全体の10%程度しか遊びきれていないだろう。思いがけない組み合わせで、今まで苦戦していたボスを楽々クリアできた時の達成はプライスレス。

食事で強くなれ!

パッケージに描かれているダングリードの主人公、一体何をしているのだろうか?とよく見てみると、肉を食べている。

ローグライクと食事は切っても切れない縁があることはゲーマーなら良く知っていることだろう。このゲームでも食事が自キャラのステータスに直結している。

ステータスはレベルアップでも上昇させることが可能だが、その上昇値は微々たるもの。代わりに主なステータス上昇はダンジョン内の食事で行われる。

食事にはステータスアップの他に、装備アイテムスロットを増やすような特殊な効果もあり。

ダンジョン攻略には食事によるキャラクター強化は必須。しかし、幾らお金を持っていても、お腹が一杯では食べることは出来ないため、ダンジョン内を歩き回ってお腹を空かせる必要がある。未踏破の部屋に入ると満腹度を下げることが出来るので、全階層で全部屋を踏破することが基本となる。

一般的なローグライクでは如何に満腹度を減らさないかを考えることが多いが、ダングリードは逆に腹を減らすことに重要になっている。なお、満腹度が0でもペナルティは一切無し。

効率よく腹を減らすことが重要!

毎回全部屋を踏破するのは面倒くさそうだと思うかもしれないが、殆どの部屋にワープ装置が設置されており、それを使えば、一度入った部屋は自由に瞬間移動することが可能。そのため、気軽に全部屋踏破可能になっているのは有難い。

DL版も良いけど、パッケージ版をオススメしたい

ダングリードはダウンロード版であれば1500円と安く非常にコストパフォーマンスが良い。

しかし、少々高く付いても3000円前後で売られているパッケージ版(Switchのみ)をオススメしたい。

パッケージ版にはなんと、デジタル化の勢いが止まらないこのご時世にフルカラーの説明書が付いている。今の時代に取説が付いているというだけで、テンションが上がってくる人も多いのではないだろうか。

さらに取説だけにとどまらず、サントラとステッカーまで付いてくる。サントラはパッケージこそ簡易の紙ケースだが、代表曲が数曲収録されたオマケ程度ではなく、24曲も収録されており満足度が高い。

ローグライク、アクションゲームどちらか片方でも好きなら是非ともオススメしたいゲーム。特にアクション面は武器によって立ち回りが大きく変わるので飽きが来ないので、設定価格からは信じられないほど長時間遊べるようになっている。

ローグライク、アクションゲームどちらも好きならマストバイと言えるだろう。

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