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SDガンダム Gジェネレーションアドバンス【レビュー/評価】ククルス・ドアンが明鏡止水を習得してザクⅡで発動のような、ネジの吹っ飛んだクロスオーバーを楽しめる良作

評判/点数/感想
  • 5段階評価:★★★★☆
  • 点数:75点
  • 感想:倍速プレイありの評価。実機なら★3の65点かな。
  • プレイ時間:約10時間
  • レビュー投稿時の進行状況:本編クリア

SDガンダム Gジェネレーションアドバンスは、2003年11月27日にバンダイから発売された、ゲームボーイアドバンスのSRPG。

Gジェネレーションシリーズと言えば、多数のガンダム作品から自分の好きなユニットや登場人物を選んでMS戦闘を楽しむお祭りゲーム。

元々は据え置き機で展開していたシリーズを携帯機に展開しているため、お祭りゲームながらも、容量の制約から使用できるユニットや登場人物は少なく、シリーズ最大の特徴である開発が大幅に規模縮小されている。加えて、システム面でも戦闘OFF機能が無かったり、爆発や撤退の演出が遅かったりするため、評価は正直あまり良くない。

しかし、GBA互換機の倍速機能を使って(筆者はレトロフリークでプレイ)演出を飛ばしながらプレイすれば、戦闘シーンをカット出来ない不満は目を瞑ることができる。そうなると、トンデモなオリジナルストーリーのお陰で一気に評価が高くなる。

1.ドアンのハイパー化に、フランクリンinガーベラなどの超展開を楽しめ

ストーリーは1年戦争ベースにSEEDを少々織り交ぜながらのIF展開。ムーンレイスの技術で一気にMS技術が高まったことにより、1年戦争で次々と次世代のMSが開発されていったという流れ。

ストーリーをざっくりと説明すると・・・

ジオンがジャブロー基地降下作戦に成功。戦況を覆すために連邦軍上層部はレビル更迭からのティターンズ発足。ジオンとティターンズ共倒れをOZが狙う中、フロスト兄弟が密かにアルティメット細胞をギニアスに提供。ギニアスはアプサラス失敗にもめげず、執念で超大型モビルアーマー”グロムリン”を開発。更にアルティメット細胞で超回復機能を身に着けて最強になったというお話。

つまり、ギニアスがラスボス。

Gジェネレーションアドバンスは、2000年に発売されたGジェレーションギャザービートをベースに追加要素を加えて、ストーリーを再編集した物。ギャザービートが発売された2000年当時は、08小隊が人気絶頂だったのでラスボスにギニアスが採用されたのだろう。移植に際して内容の調整は行われているものの、ラスボス変更の敷居は高かったのだろうか、ラスボスはギニアスが続投している。

残念ながら、2003年にギニアスがラスボスでは盛り上がりに欠ける・・・。

ドアンがまさかのハイパー化

ラスボスはさておき、筆者が今になってGジェネレーションアドバンスをプレイした理由は、ククルス・ドアンがニムバスのBD2と戦った結果、EXAMに対抗して明鏡止水を会得しハイパー化&ザクが金色になるという、クッソ面白いイベントがあることを知ったからである。EXVSで頑張っているドアンは、Gジェネレーションアドバンスの世界線から参戦したに違いない。のんびりとしたククルス・ドアンの島生活からは考えられない動きだ。

ちなみに、筆者はこの動画を見てGジェネレーションアドバンスの購入を決意したのだが、結局はドアンを仲間をせずにクリアしてしまった。

ドアンを仲間にするには以下の手順を踏む必要があったのだが、それを知らずに逃してしまった。

最序盤にアムロとドアンが戦闘

⇒両者生き残り

⇒交信(条件がそろった時だけ使える説得的な特殊コマンド)

⇒隠しシナリオが発生してドアンが仲間に

ドアン以外にも超展開が盛り沢山!

Gジェネレーションアドバンスのストーリーは正にやりたい放題で、ドアン以外にも面白い展開が幾つも収録されている。

ニック・オービルのポジションにフランクリン・ビダンを採用

0083でジオンの内通者として、アナベル・ガトーによるGP02強奪の手引きをするニック・オービル。このゲームでは、ニック・オービルのポジションをカミーユの父親であるフランクリン・ビダンが担う。そして、まさかのガーベラ・テトラに乗って戦闘まで行う。

フランクリン・ビダンは、原作から仕事を理由に好き勝手しているクソ親父な訳だが、GジェネレーションアドバンスではGP02強奪に加担した上に、シャトル打ち上げのステージでは保身のため、何処から持ってきたのかガーベラ・テトラで出撃。撃墜すると理由は違えど原作同様に死亡する。被ダメージだけで撃墜に至らなかった場合には、なんと専用の別イベントまで用意されている。しかもその内容が驚きで、援軍として現れた東方不敗に説教喰らった挙句、ガーベラ・テトラごとボコボコにされて戦艦まで送り届けられて捕まるという豪華なもの。

シナリオ進行には影響が無いとはいえ、フランクリン・ビダンにわざわざ専用イベントを用意されるなんて、後にも先にもこれが最後だろう。

ドクターJがEz8魔改造&戦闘参加

陸戦用のEz8で宇宙戦を強行するという、シロー・アマダの少々頭の悪いイベントの後、ドクターJがEz8を強引にEz8改として宇宙万能機に改造。さらにシナリオが進むと、高速戦闘機or遠距離砲撃機に切り替える換装パーツまで作ってくれる。

さらに、ドクターJは途中まで戦闘に参加。参戦するものの途中から、Ez8の魔改造が忙しいからと、ピースミリオンの艦長の座をシナプスに譲る。

なお、ガンダムWからはヒイロとゼクス以外は仲間キャラが登場せず、あまり機体の開発も出来ないので、ACユニットの代わりにEz8を魔改造して楽しんだ模様。

アルフ・カムラの熱血説得

敵キャラとして出現する、人工ニュータイプのゼロ・ムラサメに対して、一切繋がりのないアルフ・カムラで説得可能。技術者として、人工ニュータイプの最先端テクノロジーに興味があるとか言いながら、熱血指導で仲間に引き込み。

アルフ・カムラはこんなに他人へ興味を示す性格だったかな・・・。

存在すら忘れていたよ、アレックス&ミュラー

ガンダムWにちょい役で出て来た、ノインの部下のアレックスとミュラーの出番が妙に多い。(原作ではゼクスに即倒されるザコキャラ)

このゲームではガンダムWの原作再現は殆どされないが、何故かこいつらだけはメリクリウスとヴァイエィトを与えられて3ステージも登場するという、原作以上の存在感を発揮。ちなみに、メリクリウスとヴァイエィトは人気なのに開発も捕獲もできない。トレーズなんて立ち絵ですら出てこないのに何故こいつらが・・・。

シャアがクワトロをすっ飛ばしてネオジオン設立

MSの急激な進化はムーンレイスの技術で良いとして、シャアが1年戦争中にいつの間にかネオジオンを準備。ガルマの死後、マッドアングラー隊に左遷され、キシリアのニュータイプ部隊でサザビーに乗っていたと思ったら唐突に独立。そんな時間がどこに・・・。ちなみにララァの死亡イベントは原作再現あり。サザビーVSニューガンダムにアジールで割り込むという、MSだけ世代が進んで再現される。

なお、キャスバル化したシャアは、セイラで交信や戦闘をすれば、レウルーラの艦長として仲間にもできる。その場合はピースミリオン&シナプスがリストラされる。

途中で一部のメンバーがティターンズへ

ストーリーの進行上、途中で部隊が二手に別れるのだが、ホワイトベースとアルビオン所属のメンバーがティターンズに編入されて敵として登場。

念願のGP01のパイロットシートに座れてご満悦のモンシア。

特定のキャラ同士を戦闘させると専用のセリフが用意されており、組み合わせを探す楽しみもあり。ユウVSアムロは設定的に燃える!

このように、原作再現系ではない、オリジナルストーリー系のGジェネレーションのため、異色の展開を楽しむ事ができる。ツッコミ所も多いのだが、そういう部分も含めて、Gジェネレーションアドバンスの魅力だろう。

原作再現のイベント絵も多目に用意されていて好感が持てる。

戦闘シーンによる再現も、GBA当時としては頑張っている方だろう。

2.MS開発は数が少なくて物足りない

前述の通り、GBAの低容量からかMSの開発パターンは少ない。開発できるのはUC系だけで、SEED,G,W,X,ターンエーは参戦しているものの開発不能。登場した敵ユニットを捕獲して運用するか、バラしてパーツ回収するのみ。

Gジェネの醍醐味と言えば、大量の開発分岐から一体何が生まれて来るのかとワクワクすることだが、残念ながら不完全燃焼に終わってしまった。開発のやり甲斐は、メタス+ムーバブルフレームで百式が出来上がったころがピークだろう。???が何となく想像は付くものの、確定してMS開発系譜埋まっていく過程が楽しいのだが物足りない。

せめて、隠しMSという訳ではないが、念入りに解体と強化を確認しないと気が付かないようなユニットを見つけた時の嬉しさをもう少し用意してもらいたかった。

一番分かり難かったのはスペリオルガンダムで、達成感を感じるのも精々これぐらい。

ドーベンウルフを捕獲
⇒ガンダムMk-V+強化パーツに解体
⇒ガンダムMk-Vをサイコガンダム+インコムに解体
⇒Zガンダム+インコムでスペリオルガンダム

開発をUC系に限定するにしても、使用用途が1個しかない強化パーツが存在する点も残念。例えばマグネットコーティングは、ガンダム⇒MCガンダムしか使い道がない。それであれば、何か適当なユニットを削って、G-3やアクトザクも入れてくれた方が嬉しかっただろう。

3.クリアすると新作が欲しくなる

Gジェネレーションアドバンスはメチャクチャなストーリーが面白いものの、隠しシナリオを除くと全20話しか無く、手軽に遊べる反面物足りない。

Gジェネレーション自体はそれなりのペースで発売されているが、UC限定の” SDガンダム GGENERATION GENESIS”、UC系が一切出ない”SDガンダム GGENERATION CROSSRAYS”と、Gジェネレーションアドバンス並みに破天荒なシナリオは楽しめない作品が続いている。(UC系を含むオリジナル展開の作品は、2012年のGGENERATION OVER WORLDが最後。)

GENESISとCROSSRAYSで作った3Dモデルを流用して、次はUC系だけ又はUCを主軸にして、アドバンスのように好き勝手やる新作が出たら絶対に買うのだが。低コストで作れないものか・・・。

それと、新作を出すならGENESISで発表されて大好評だった、”はたらくくるま”の替え歌、”はたらくモビルスーツ”の最新版も出してくれ!!

(公式動画は既に公開終了)

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2 COMMENTS

匿名

ククルス・ドアンの島が映画になると聞いて、そういえばアドバンスで活躍してたなぁ…と思い出してここにたどり着きました!
プレイ当時の記憶が蘇ってまたやりたくなりましたw

DSはプレイされました?
ジオン視点で始まるのでなかなか珍しいGジェネでしたよ〜
ぜひレビューお願いします!

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Sara

まさかククルス・ドアンの島が映画化からコメントを頂けるとは思っていませんでしたw

DS版は、ハマーンが若い頃の髪型になったやつだったかな。
内容を殆ど覚えていないですが、プレイした記憶はありますね。
ドムの変わった派生機とかも出て来ていたような・・・。

積みゲーが多くて中々順番は回ってこないですが、再プレイしたいと思います。
Gジェネはワンダースワンのモノアイガンダムズを積んでいるので、そちらが先になるかなぁ。

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