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JumpKing(ジャンプキング)【レビュー/評価】焚火使用禁止のダークソウルをプレイしている気分になる苦行

評価と感想
  • 5段階評価:★★★☆☆
  • 点数:70点
  • 感想:プレイするなら覚悟を持つべし。
  • プレイ時間:約3時間で心折れて休憩⇒次の日も30分プレイ⇒いったん休止

あのてっぺんには、ぴっちぴちのギャルがいるという・・・

これは2020年12月17日にPikiiから発売された、JumpKing(ジャンプキング)の物語の説明。(スウェーデンのNexile社が開発)

JumpKingに関する説明は、この一文以外は一切ない。

太陽の騎士ソラールみたいなバケツヘルムの主人公が、ぴっちぴちのギャルを求め、ひたすらジャンプして、足場の悪いステージを登っていくだけのゲーム。

主人公はどれだけ高い所から落ちても死なない。

一方で、落下後にやり直せるような中間ポイントも存在しない。

つまり、ジャンプに失敗すると、何処かに引っかかるまで延々と落下していき、連続でジャンプを失敗すると、最終的にはスタート位置まで戻ってきてしまう鬼畜なゲーム。

主人公は死なないものの、プレイヤーの心はジワジワと蝕まれ、最終的に死んでしまうことだろう。

しかし、心が折れてもまた立ち上がりたくなる、不思議な魅力を持っている中毒性の高いゲーム。

1.修行僧にでもなった気持ちで遊ぶマゾゲー

JumpKingの操作は非常にシンプル。

JmpKingの操作
  • 移動:左右のみ
  • ジャンプ:左右斜め上と真上の3方向
  • ジャンプの強さ:タメ時間で36段階調節
    タメのキャンセル不可
    最大タメで強制ジャンプ
  • ジャンプ後の調整:一切不可

たったこれだけ。

ジャンプ力の貯まり具合は一切表示されないので、自分の感覚のみが頼り。自分を信じてジャンプをした後は、何処かに着地するまで一切の操作は受け付けないので、迂闊にジャンプすることは許されない。

JumpKingは画面単位の縦スクロール型のゲームであり、画面上端に到達するとスクロールして一つ上の階層に切り替わる。

最低限しか確保されていない狭い足場を、ただただジャンプして上を目指すわけだが、たった1回ジャンプを失敗するだけで、画面を3,4スクロールするぐらい落下することがザラ。

 

落下後に雑操作⇒更に下まで落下

これのコンボを発生させてしまった時は、心の中で絶叫するしかない。

この動画、途中で動かない理由は、その位置への到達が初めてだったので、次のジャンプの強さを考えているからである。その後、足場の端ににじり寄ってお決まりのパターン。

延々と登っていくと、偶に主人公以外の人に出会ったり、メモや掲示板を目にすることがある。そこからは、ぴっちぴちのギャルやステージに関する情報を少々得ることができる。が、得たところで何も難易度が改善することはないので無視するが吉。

吊られた檻に閉じ込められた人?

廃墟の掲示板

主人公の見た目を変更アイテムも幾つか手に入る。

メニューを開くといちいち目標を表示してくる

トレードマークのバケツヘルムは脱がないので、その上からキャップを被る奇人が誕生。

2.3時間ぐらいで心が折れたが・・・

JumpKingで上の動画のような落ち方をすると、コントローラーをブン投げたくなる。

1日目に3時間ぐらいプレイしてからの大落下で心が折れて、もう暫くプレイしない!と中断した。しかし、次の日も何だかんだでプレイしてしまった。

2日目は開始直後に大落下して、やってられない!と、直ぐに止めたんだが、結局直ぐに再開した。

その後、結局30分位で同じような状況になってまた止めた。

まさか、ポプテピピックの”二度とやらんわこんなクソゲー”ネタを自分で完全再現する日が来るとは思わなかった。

何がそうさせるのか?というと、やはり難所を抜けた時の達成感に他ならない。

この記事のタイトルにあるように、JumpKingは焚火禁止でダークソウルをシリーズ初プレイするような難易度。

序盤でも落下しまくりで、ステージが進めば進むほど、落下後のリカバリーが難しくなるため、気軽にトライ&エラーはできない。中間ポイントが無いので、そもそも難所に辿りつくことすらままならず、難所の試行回数を稼ぐことが出来ずプレイヤーの成長に時間が掛かるわけである。

ダークソウルを焚火無しで初心者にプレイさせたとしたら、延々と序盤で死んではソウル回収して、ちょっと進んだらまた死んで、なんとかボスに辿りついたら瞬殺されて、え?また最初からあそこまで行くんですか!?と困惑するだろう。なかなかボス戦の経験値が溜まらないので、ついには心が折れる。JumpKingはまさにそんなゲームだ。

中間ポイントが無いので、偶然辿りついた時に、イチかバチか、自分のジャンプ距離感を信じて飛び出す必要がある場面が必ず訪れる。見事に正確にジャンプ出来た時は、俗に言う”脳汁が出る”という感覚を味わえること間違いなし。そして、その時のジャンプのタメ具合は、非常に強く記憶に残るので、次からは意外とスムーズに通ることができたりする。

イラついて操作が雑になってくると、どうしても落下の負の連鎖を生んでしまうので、上手くいかない時は早めに切り上げた方が良いだろう。

リングフィットはフィジカル面の長期トレーニングなので、JumpKingはどんな失敗をしても平静を保つための、メンタル面の長期トレーニングだと思ってプレイするのも良いかもしれない。

人によっては即クソゲー判断するかもしれないが、不思議な魅力を持ったゲームなので、気になった人はプレイしてもらいたい。

最も、クリアすることよりも、残念な落下の様を家族やSNSで共有して楽しむゲームだと思った方が良いだろうが・・・。

3.パッケージ版は紙取説とサウンドトラック付き!

JumpKingはダウンロード1980円で買えるお手軽な絶望ゲームだが、3000円ちょっとのパッケージ版も発売している。

以前レビューしたDANGREED(ダングリード)と全く同じ仕様で、紙の取説とサントラが付いている豪華仕様。
DUNGREED(ダングリード)【レビュー/評価】アイテムロストが苦にならない、ローグライク+爽快2Dアクション 紙取説は大切なゲーム文化の一つなので、今後も是非とも続けて欲しいところ。

更にAmazonはICカードシールの独自特典まである模様。(アマの商品説明にサントラが書かれていないので、アマで買うならサントラが付くかどうかは問い合わせた方が良い)

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