- 5段階評価:★★★★☆
- 点数:85点
- 感想:PS5でプレイしてエラー落ちはまだ2回だけ
- プレイ時間:約7時間
12月10日に2020年最後の大作として発売された、CD Projekt開発のサイバーパンク2077をプレイ。
同CD Projekt開発のウィッチャー3が2015年に発売されてから、今回のサイバーパンク2077発売までは約5年半も期間が空いており、全世界待望の新作となる。
しかし、バグが多い上に、PS4では要求スペックの影響からか、動作の不安定さなどの品質問題が発生して大炎上している。PS5で遊んでもエラー落ちは回避することは出来ず、ECサイトでは低評価を付けられまくって散々な評価となり、返金騒動からのDL版販売停止にまで至っている。なお、★4の85点という点数は、これはあくまでゲームの本質部分についての評価である。エラー落ちでガックリすることもあるが、その部分は加味していないので注意。
また今回のレビューは、7時間ほどしかプレイしていない段階のものなので、キャラメイクの笑い話+ファーストインプレッション程度だと思ってもらいたい。
追記:クリア後の感想は以下の記事にアップ。
【サイバーパンク2077】レビュー: クリアまでに10回以上はエラー落ちしたが、ストーリーは間違いなく100点
何故プリセットに美女を用意しない!
サイバーパンク2077のプレイを開始すると、まずは自身の生い立ちを決定し、次に外観を決めるキャラメイキングに移る。
ナイトシティの郊外の砂漠地帯で生きるノーマッド、ナイトシティ生まれで覇権争いに明け暮れるストリートキッド、企業に属しながらも汚い仕事に手を染めるコーポレートの3種類からライフパスを選択。
筆者の場合、コーポレートでスタートし、オーバーウォッチのソンブラみたいなハッカーキャラでプレイする!と意気込んでキャラメイクを開始した。どのようなゲームでも、キャラメイクに拘ってイチから作り上げようとすると、それだけで1時間ぐらいは平気で飛んでしまうので、プリセットから選んで部分的に変更しようと計画を立てていた。
が、見事なまでにプリセットにブサイクしかいない。加えてランダムを選んでも、ロクなものが出てこない・・・。
キャラメイクのプリセットとランダムに美人を入れてはいけない国際条約でも有るんか!?デモンズでも経験したぞこれコレ! #PS5Share, #サイバーパンク2077 pic.twitter.com/67IrveXb09
— Sara@ゲームの話が7割ぐらい (@mig60_net) December 15, 2020
サイバーパンク2077はタイトル通り、2077年の話なので2020年の美的感覚を基準に考えるのは間違いなのかもしれない。しかし、2020年から57年やそこらで、ここまで一般的な美的感覚が大きく変わる事は無いだろ!とツッコミたくなる。スターウォーズで文化の異なる惑星に行ったレベルの顔ばっかり出してくるのやめてくれ。
キャラメイク画面では、
ナイトシティでは、見た目がすべてだ
と、煽ってくるのにこれはおかしい。
この展開、前にも経験したことがあると思い振り返ると、PS5のデモンズソウルだった。あっちは顔装備で隠れるから正直どうでも良かったのだが、サイバーパンク2077ではそうはいかない。
参考に、PS5デモンズソウルのキャラメイキング動画を貼っておく。
キャラメイクのプリセットに一切の媚びがない。一人ぐらい美少女入れてもエエやろw #DemonsSouls #PS5 Demon's Souls PS5 #PS5Share, #DemonsSouls pic.twitter.com/DtOJRjRnc6
— Sara@ゲームの話が7割ぐらい (@mig60_net) November 12, 2020
人種をバランスよく入れる⇒分かる
ブサイクもハゲも色々入れる⇒分かる
白人美女は絶対に入れない⇒誰が得するねん!
この風潮、どうにかならないのか。当記事のアイキャッチのように、サイバーパンク2077は美女を作れるのだ。全員が得をする方向に舵を切って欲しい。現状では人類の9割は間違いなく損しているだろう。
プリセットにロクなものがないので、仕方なく時間を掛けてイチから作り、自己主張が強そうなクールでパンクな見た目の美女を完成させた。
コーポレート勢力ということで、レベルアップする度に知識と技能にステータスを振り、戦闘では華麗に敵ハッキングしながらステルスキルしていく予定だったのだが、気が付いたら、完全に汚物消毒が得意な人になっていた。
サイバーパンク2077は、敵を倒して装備品を収集し、それが強ければ次々と乗り換えて行くスタイル。そのため、幾ら顔の造形が良いくキャラを作っても、性能優先で装備していくと高確率でクソださコーディネートになってしまう。加えて、一部の頭装備は強制的に髪型が変更されるのだが、上のスクリーンショットようなドクロ模様の鉢巻きを頭に巻いたら、頭髪が何処かに行ってしまった・・・。
ストーリー進行に合わせて服装を変更するのは面倒なので、諦めてザコモブ風な見た目でゲームを進めた。どんな見た目になっても、なんだかんだでフォトモードは超楽しい。
ストーリーの没入感は高め
サイバーパンク2077は、流石に5年半も開発に時間を掛けているだけあって、ストーリーは実に面白い。
倫理観崩壊気味の近未来物ってのは、どうしてこんなにもワクワクするのだろうか。意表を突くようなストーリーではないものの、プレイヤーが漠然と好んでいるような近未来SF設定が見事にゲーム内で再現されているのだろう。舞台となるナイトシティの何処に行っても、何をやっても時間を忘れて没頭してしまう。
フルボイスによるローカライズも完璧で、より没入感を高めてくれる。全てのボイスを聴いていると時間が掛かり過ぎるが、スキップせずに全部聴きたくなる仕上がりだ。サイドミッションも大量に用意されているが、それらを一切無視したくなるぐらいにメインミッションが面白い。メインを中断してサイドをプレイするか、メインだけをひたすら追って進めるか、多くのプレイヤーこの葛藤を抱えることになるだろう。
一方で、戦闘はそこまで盛り上がらない。筆者はゲームの特色を生かすべく、ハッカー系の能力にスキル振りをしている。そして、ステージに設置されているオブジェクトをハッキングして敵の注意を引いてみたり、監視カメラを乗っ取ってエリア全体を把握したりなど、スキルをフル活用するプレイスタイルを選んでいるが、途中からそれらのアクションが面倒くさくなってきた。
急がば回れで、細かくハッキングしてスマートに行けば大幅に時短出来る訳でも無く、結局途中で見つかって正面から撃ち合いになってしまいがち。さらに、刀やナイフなどの近接攻撃が銃火器よりも強めに設定されているので、射撃も放棄して乱闘しがち。初回プレイは脳筋でやって、慣れた2週目からステルス戦闘を追求した方が良いかもしれない。
事前の高すぎる期待値+次世代機前提のスペックにより評価は荒れ気味だが、冷静に考えて★4の85点というところ。
ある程度バグ修正も来ているので、気になっている人は周囲の評価を気にせずに買って損は無いだろう。エラー落ちしても頻繁に自動セーブされているので、進行が少々巻き戻るぐらい程度。完璧を求めてプレイしないのは勿体無い。
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