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ブレイジングビークス【レビュー/評価】何故か武装したトリ達が主人公で、見かけに反して超硬派なローグライクアクション

評判/点数/感想
  • 5段階評価:★★★★☆
  • 点数:80点
  • 感想:セールの170円で買ったので価格補正ありの評価。
  • レビュー投稿時の進行状況:ループ1周目までクリア。
  • プレイ時間:約10時間

ブレイジングビークスは、2020年8月7日にSwitch/Xbox向けに配信された、QubicGames開発のローグライクアクションゲーム。

別ゲームのレビューでも書いたが、時は”ローグライクアクション戦国時代”である。インディーゲーム市場に無数に投入され続けるローグライクアクションゲームを片っ端からプレイしていくとキリがないので、当初はブレイジングビークスを購入するつもりは無かった。しかし、2021年3月のセールにて1500円⇒170円という衝撃の安さになっていたため、インコを3羽飼っている程にトリが好きな筆者は、”武装したトリが主人公”という良く分からない設定も気に入って購入。

頻繁に90%OFFの激安セールをするので、こまめに確認してもらいたい。

参考 ブレイジングビークス ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

ドット絵で描かれる緩い雰囲気の世界で、トリ達が主人公ということだったので、サクっと数時間でクリアできるだろうと考えていたが、見た目に反して難易度はかなり高い。ブレイジングビークスは、ローグライク”アクション”と言ってもツインスティックシューターなのだが、爽快感に溢れた無数に弾幕を張れるタイプではなく、精度の高い射撃を求められる硬派なシューターだった。

しっかり狙わないと当たらない!

敵も味方も見た目は緩いが・・・

1.リスクとリターンの管理が重要なアーティファクトシステム

ブレイジングビークスは、画面スクロールが無く、1ステージが1画面で構成されており、扉を通過すれば次のステージへ進むことが出来る。ローグライクなので扉を通過して次のステージに行く度に、異なった敵や地形が配置される。”敵を全滅させる”⇒”扉をくぐる”を繰り返しているとボス扉が登場する。見事ボスを倒すことができれば次のエリアへ進む事になる。ボス扉が出て来ると、ボスに挑戦するかステージを進めるか選ぶことが出来るが、概ねどのエリアも10ステージ目にはボス戦となる。

後送りにするとボスのステータスが上昇する!

ザコ敵は倒されると、一定の確率でアーティファクトと呼ばれるアイテムをドロップする。一般的なローグライクゲームであれば、ランダムドロップアイテムを取る事で徐々にキャラクターのステータスが上昇していく。しかし、ブレイジングビークスにおいては、ザコ敵がドロップするアーティファクトを取得すると、例外なく何らかのデメリットがプレイヤーに付与される。

デメリットも種類はさまざまで、純粋に命中精度や移動速度のようなステータスがダウンするものから、ステージ内にダメージを受ける爆弾が配置されたり、即死ギミックが追加されるものまで様々。

弾が真っ直ぐに飛ばなくなるだけならマシ。

一撃死のリスクを負う危険なアイテムも。

デメリットしかないアーティファクトだが、これ集めることでリスクポイントという数値が上昇していく。ステージには稀にショップが出現するので、ショップにてコレクターにアーティファクトを渡せば、デメリットを解消したうえで、それまでに貯めたリスクポイントに応じてステータスアップアイテムを貰うことができる。つまり、キャラクターのステータスをアップさせるには、まず先にステータスダウンのリスクを背負うというシステムなのだ。

リスクポイントは、大きなデメリットを背負うアーティファクトほど上昇値が大きく、即死級のデメリットを背負えば、一つのアーティファクトで複数のステータスアップアイテムを貰える事もある。しかし、ショップの出現率は高くないため、調子に乗ってアーティファクトを取り過ぎてしまうと、デメリットを解消する前にボス戦に至り大苦戦することもある。一方で、リスクを背負わず進んだ場合は、序盤のボスは楽に倒せるものの、当然ながらキャラクターが弱いままなので終盤のボスが厳しくなるという仕組みである。

つまり、自分の腕前や装備武器の性能と相談しながら、背負いきれるデメリットを見極める力を試される。大量のデメリットを背負ってからショップへ行けば、ステータスが大きなマイナスから大きなプラスへ振れて一気に戦闘が楽になるため実に満足感が大きい。一度大幅な強化を経験してしまうと、次からは当然ながら欲が出てくる。次のエリアではデメリットを背負い過ぎて自滅するのはお約束。

ローグライクゲームは倒される度にプレイヤーが成長していき、その成長が何よりも大きなバフとなる。”武装したトリ達が主人公”なんていう、ギャグ路線な見た目にも関わらず、ブレイジングビークスにおいては、プレイヤーは自分自身の欲望(一気に強化アイテムを手に入れたい!)をコントロールし、自分の腕前を過大評価しない(これぐらいのデメリットを背負ってもクリアできる!)術を磨くことが求められるのだ。デッドラインの正確に見極めよう。

下の動画は、ショップでアーティファクトを渡してパワーアップアイテムを貰っている様子。

ブレイジングビークスはHP制で、選んだトリによって数値は異なるがHPは4前後である。HP4なら3回ミスっても良いという訳では無く、序盤から当たり前のように一撃でHPを2や3削られるので、最大HPの半分の回数程度しか被弾は許されないと考えた方が良い。そのため、HP最大値を育てることは急務である。HPの最大値を上昇させるために必要なアイテムの入手手段は、基本的にはショップでアーティファクトと交換して入手するので、序盤から積極的にリスクを負っていく必要がある。

ツインスティックシューターが苦手な場合、リスクを負えばエリア2の道中で倒され、リスクを負わずにステータスアップしなければ、エリア2のボスに倒され、クリアを諦める可能性が非常に高い。

エリア1のボスは弱いが、2からガチ仕様。

多くのローグライクゲームでは、ランダム入手アイテムの組み合わせ次第で強力なシナジーを得ることができるが、ブレイジングビークスもローグライクの例に漏れず、そのような仕様が採用されている。

一つ例に挙げると、被ダメージで回復アイテムの”ハート”を25%でドロップする”くんしょう”と、ハートを拾うと稀にHPが回復せずに最大HPが上昇する”ぐうぞう”が揃えばクリア率は大幅に上昇する。HPに余裕がある時にわざとダメージ床や弱い敵に接触してハートを出し、それを拾うことでHP最大値アップを狙うことができるからだ。

“これは行ける!”と実感できる強力なシナジー効果を得られた場合には、デメリットを負うアーティファクトの取得はやめて、後は自分のシューターとしての腕前を信じてクリアを目指せばよいだろう。

なお、デメリットのアーティファクトにもシナジーは存在する。例えば、コイン(資金)を拾うことができなくなる”小さなさいふ”を入手した状態なら、どのみち所持金の増加には期待できないので、所持コインがゼロになってしまう”わな”を拾っても被害は最小限に食い止められる。また、マップ上の遮蔽物を全て消滅させる”くさかり”を拾った状態なら、遮蔽物を破壊した際に即死ゴーストを出現させるアーティファクトも、デメリット無しで拾うことができる。(遮蔽物が無いので敵には囲まれやすくなるが)

ゴーストは触れると即死

ローグライクゲームは数あれど、マイナス効果のシナジーを考える作品は珍しい。マイナスのシナジーとプラスのシナジーをしっかり考える必要がある点が、ブレイジングビークスの最大の特徴と言えるかもしれない。アーティファクト(マイナス)と強化アイテム(プラス)、どちらのシナジーも把握できるようなるころには、激ムズなダンジョンも攻略できるようになるはずだ。

2.プレイアブルキャラクターは多いが・・・

ブレイジングビークスには、プレイアブルキャラクターとして10種類の特性の異なるトリが用意されている。

それぞれにメリット・デメリットが用意されているので、好きなものを選べば良いのだが、どれもデメリットがシャレにならない。タイトル画面に出て来る主人公のようなアヒルとカモノハシも例外ではなく、前者は射程が50%ダウン、後者は初期HPが2しかないというデメリットを持っている。(メリットも持っているがそれに見合わない)

そのため、初回攻略を目指す場合には、走っている時に命中率が下がるだけで、射程が1.8倍になった上に時々敵を1撃で倒せるニワトリしか選択肢に挙がらないだろう。ブルーバードとオウムはまだマシだが、どちらもコインの入手性に難があり武器の買い替えに大きな制限が掛かる。

暫くはニワトリで慣れるべきだ。

折角沢山のキャラクターが用意されているにも関わらず、ニワトリ以外のキャラクター達は縛りプレイに近い点は残念である。

なお、各トリはそれぞれ異なる初期武器を持っているが、敵を倒して入手したコインを消費すれば、ショップで新しい武器を購入可能。ただし、どの武器も弾の発射レートは低め。発射レートが高い武器でも秒間2発程度で、同時発射数は多い物でも3発。よって、アーティファクトを交換して発射レートを上げるアイテムが手に入ったとしても、弾幕を張るというスタイルには余程の条件が揃わない限り到達できない。つまり、ブレイジングビークスは、射撃精度が重要視されるゲームである。

コインを貯めればショップで武器を購入可能。リロード1.0=1発/秒

武器はステージやボスに合わせて、出来るだけ最適なものを選択していきたい。が、ショップの出現・品揃えともにランダムなので、上昇したステータスとの相性も良く考えて選ばないとクリアは難しい。

暗闇で先が見えないエリアなら長射程が必須。

動きが早いボスには発射レートが高い武器が無いと苦戦する。

まずはニワトリでクリアを目指し、クリアが出来た後はチャレンジ要素として、他のトリ達をプレイしよう。

3.クリア後は無限に遊べる

ブレイジングビークスは全5エリアなので、1500円という価格相応の小粒なボリューム。もっとも、購入者のどれぐらいが5エリア突破できるのかは不明だが、セールで安さと見た目の緩さに釣られて買ったものの、序盤で挫折してしまった人が多いことは想像に難くない。恐らくクリア率は低めだろう。(こういう統計情報の参考のために、Switchもトロフィーや実績相当のシステムを導入して欲しい所だ。)

エリア5のデビルティールがラスボス。

ラスボスのデビルティールを倒した後に、倒れているボスに追い撃ちするとスタッフロールが流れてエンディングへ。

そのまま放置するとボスが逃げて1面にループする。敵が強化されたり敵が追加されるなど、難易度アップされた状態でクリア時のステータスやアイテムを維持したまま再スタート。後は自分との戦いで、何回ループできるかの挑戦が始まる。

調子よければ20分ぐらいでクリアできる。

このように、ブレイジングビークスは難易度が高めで硬派なゲーム。弾幕系では無く、照準スキルを求められる高難易度ゲームをプレイしたい人にはオススメしたい。ストイックに一人で何処までループできるか挑戦しても良いが、ローカルマルチプレイが可能なので、誰かと協力プレイをすればアーティファクトの取り方にも工夫が生まれて更に面白いはずだ。

なお、今回は170円のセール価格における評価。定価の1500円なら75点ぐらいが妥当だと思ってもらいたい。

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