『BackpackBattles(バックパック・バトル)』は、名前が示す通りバックパックの整理を通じて行われる対戦ゲームだ。バックパック内の整理整頓がデッキ構築要素を持っている、対戦形式のデッキ構築型ローグライクである。
当記事では、本作に登場する4種類のクラスそれぞれに用意されている、5種類のサブクラスについてオススメのデッキビルド方針を紹介する。デッキ紹介に用いた画像には戦闘ログを表示し、そのデッキがどのようなシナジー効果が発揮されているかを示している。戦闘ログは文字が小さくて少々見えにくいかもしれないが、その場合は画像をクリックして拡大表示して確認してもらいたい。
なお、オススメと言っても、完全に上振れして高頻度で再現ができないようなビルドを紹介する訳では無い。あくまで、ビルドの“方針”であることに注意してもらいたい。ビルドの方針さえ間違っていなければ、下振れしたとしても大きくランクマッチのレートを落とすことは無い。効果的なビルドとは、ランクマッチで大きな失敗をしないビルドのことである。
また、本作を未プレイの人は、次のリンク先からレビュー記事を先に読んでもらいたい。
共通して注意するべきこと
本作はゲームを開始する際にクラスを選択し、途中でサブクラスを決定するユニークアイテムを取得することで、ビルドの方針が決定的になる。プレイする前にどのようなビルドを構築するか考えることは当然だが、サブクラスを決め打ちしてしまうことは避けよう。サブクラスを決定するユニークアイテムを取得するまでに、ショップに並んだ品から柔軟にビルドを変更しなければ、無駄にショップでリロールすることになり、ゴールドの消費が嵩んでしまうからだ。そうなると、肝心な場面で買い物が出来なくなり中途半端なビルドとなってしまう。
ショップに入店時に、一部のアイテムがセール価格になることがある。このセール価格はアイテムの売却価格と同じなので、とりあえず買っておいても後から売れば一切損はしない。ギャンブル的に品揃えをリロールしたところで、膨大なアイテムの中からお目当ての品が登場する可能性は低いので、バックパック内に空きがあればセール品を詰めておいた方が無難だ。ただし、武器に関しては消費スタミナに注意しよう。
本作は5敗するまでに10勝を目指すというシステムであり、ある程度は負けることが前提となっている。単純に負けても良いという訳では無く、負けるタイミングが重要となっている。特に選択肢の少ないゲーム開始直後は、ゴールドを使って勝ちに行くのか、使いたいアイテムだけを取ってゴールドを温存するか考える必要がある。中途半端にゴールドを使って負けることが一番最悪だ。
序盤から勝ちたいのであれば、トゲビルドにするつもりが無くても「セイウチの牙」を取得したり、回復ビルドにするつもりが無くても「癒しのハーブ」を取得したりも必要だ。一方で、負けを取るのであれば、「ブタちゃん貯金箱」や「ショップ会員カード」を取得すれば良いだろう。
各クラスに対応したバッジを入手すると、そのバッジに対応したクラスの専用アイテムがショップに並ぶようになる。クラスの枠を超えたアイテム間のシナジーに期待できるが、その裏返しとして他のクラスのアイテムがショップの抽選対象に組み込まれたことで、目当てのアイテムを引ける確率は低くなる。
また、「富の宝箱」についても、ラウンド毎に無料で武具に装着できる宝石が手に入ることは有難いが、ショップの抽選対象にも宝石が組み込まれることで、こちらも目当てのアイテムを引ける確率は低くなる。「富の宝箱」を取る場合は、しっかりと宝石を活用するビルドを目指した方が良いだろう。
稀に対戦相手に、理想通りの完璧なデッキが登場することがあるが、基本的にはそのようなデッキを目指す必要は無い。そのようなデッキが出来上がることは極稀であり、大半のデッキには何かしらの妥協点が存在する。レアケースばかりを追い求めて振り回されるのではなく、状況に応じて臨機応変にビルドを変更することが大切だ。この考え方は、『バックパックバトル』に限定した話では無く、ローグライクというジャンルに属する作品全てに共通する。記事の冒頭にも書いたように、重要なのはビルドの上振れではなく、下振れしても負け数を減らすことができる対応力だ。
レンジャーのオススメのビルド
「エサの盛り合わせ」を取得することで移行できるサブクラス。
「エサの盛り合わせ」は、4秒毎にプラス効果をランダムに2獲得するほかに、「ネズミ」,「リス」,「ハリネズミ」がショップのラインナップに追加される。また、全てのペットは20%の確率で効果を2回発動するようになる。
毒ビルドなら「ネズミ」,トゲビルドなら「ハリネズミ」を主に採用していくことになるが、個人的には相手のプラス効果を奪う「リス」のビルドをお勧めしたい。相手のプラス効果を奪って自分のプラス効果にするという能力は、直接的な攻撃力こそ持っていないが、相手にプラス効果のシナジーを発揮させないという点で、どのようなデッキを相手にしても一定の戦果を上げられる。
武器に星付きのアイテムの発動速度を30%早める「ハヤブサのつるぎ」を採用し、さらに「幸運泥棒のアリスイ」で「リス」の発動速度を高めまくると、戦闘ログの1ページが全てプラス効果の強奪で埋まる。相手からプラス効果を取り除くというシナジーで、攻撃がヒットした際にトゲとリジェネを相手から取り除く「ノコ刃の剣」を採用しても良いだろう。
ハヤブサのつるぎは、木の剣+砥石×2で英雄の剣を作り、英雄の剣+迅速のグローブ×2にて完成する。作るのが面倒なので拘る必要は無い。
「つらぬきの矢」を取得することで移行できるサブクラス。
星付き武器のクリティカルダメージが35%増え、星付き武器でクリティカルを出すと相手のシールドを15除去する。ダイヤ付きのアイテム使用時に40%の確率で幸運を1獲得する。
星とダイヤの位置が変則的だが、命中とクリティカルという、レンジャーのクラスに従った補正を得るので分かりやすい。「ハンマー」の命中率とクリティカル率を上げならダガーで攻めても良いし、幸運を消費して攻撃力を上げる「優美なるレイピア」を使っても良い。「ハンマー」と同じくスタンを発動できるユニークアイテムの「パンプキン」が手に入ったのであれば、間違いなくスタンビルドがオススメだ。
「ドクウルシ」を取得することで移行できるサブクラス。
「ドクウルシ」は、星付きの自然属性アイテム1個に付き、マイナス効果の耐性を5%得ることができ、更にトゲを1得た時に相手に毒を2与える。そして、相手に毒が18以上貯まると、与ダメージが25%アップするプラス効果も得る。
必然的にカウンターダメージを与えるトゲを貯めることになるので、「セイウチの牙」と「木の盾」を合成して、30%の確率でダメージを軽減しつつトゲ1を得ることができる「トゲの盾」を序盤から作っていく。「トゲの盾」を何枚持つかは好みの問題だが、個人的には3枚持ちにすることが多かった。トゲによるカウンターと、「ドクウルシ」の効果で相手に蓄積された毒でダメージが十分に出るので、武器は「イバラのムチ」1本だけでも問題ない。「セイウチの牙」が沢山出た場合は、「突きキバの短弓」を揃えても良い。
「イバラのムチ」を使わない場合は、「フライパン」と「堕落のクリスタル」を合成して作った「パンダモニウム」がオススメだ。「パンダモニウム」は星付きの食べ物属性のアイテムが発動した時に相手に毒を1付与する。そのため、これを「パイナップル」で発動させると、「パイナップル」の効果でトゲ1を得て、それに反応した「ドクウルシ」が毒2を与え、「パンダモニウム」も毒1を付与するということになる。
対戦相手に毒が大きく蓄積されるとはいえ、遠距離攻撃主体の相手にはプラス効果として積んだトゲのカウンターは効果を発揮しないので注意。「ライトセイバー」と「堕落のクリスタル」を合成して作れる「ダークセイバー」は、対戦相手が持つマイナス効果1毎に攻撃力が0.5上昇するので、それを入れて直接的な攻撃力を底上げするのもありだ。
「ユグドラシルの葉」を取得することで移行できるサブクラス。
星付きの自然属性のアイテム1つに付き、マナ2とリジェネ1を戦闘開始時に得る。更に、マナを5使用時に体力を5回復してマイナス効果をランダムに2個解除する。
「ブルーベリー」,「ラッパ」,「マナオーブ」,「マナ喰らいの剣」で高速でマナを貯めて、ヒット時にマナを1消費して星付き武器のダメージを1増やす「魔法のたいまつ」,ヒット時にマナを4消費して、7の追加ダメージ+1.2秒の確定クリティカル効果を得る「クリティカルの杖」でマナを消費し、体力を回復させながら攻撃力を成長させて長期戦に持ち込むタイプ。
体力を回復しつつマナを消費して無敵効果を得られる「輝ける王冠」や、3秒ごとにリジェネを2得ることができる「ハートの容器」と相性が良い。さらに、3秒ごとに体力を10失うがシールドを20得ることができる「吸血鬼のアーマー」を採用すると継戦能力がアップする。
マナを巡らせる環境がある程度整えば強いが、「魔法のたいまつ」の合成に「マナポーション」、「クリティカルの杖」の合成には「魔法の杖」と「ドングリの首飾り」、そして「魔法の杖」と「マナ喰らいの剣」の合成に「マナオーブ」が必要であり、道程がやや遠いうえに高額なアイテムが複数要求される。これらのアイテムが運良く連続でセール対象にならない限りは、余り選択肢に挙がらないサブクラスである。
「メガ・クローバー」を取得することで移行できるサブクラス。
ショップ入店時に「幸運のクローバー」を2つ生成し、さらにセール発生確率を5%、ユニークアイテムの出現確率を20%上げる。戦闘では、幸運が20に到達時に、幸運以外のプラス効果を40獲得する。(効果は完全にランダム)
「幸運のクローバー」が大量に手に入るので、「フォルトゥナの加護弓」を2本作って対向させ、間に「スチール・スラバード」を挟むことが定番。「スチール・スラバード」は左右の星付きが5回発動した時に、上下のダイヤ付きの攻撃力を2上げて、更にシールドを13獲得する。そのシールド値を左右に挟んだ月の盾で30%上昇させるビルドが定番だ。
「フォルトゥナの加護弓」は互いに星付きになり、クリティカル発動時に次の攻撃が2回ヒットを得るのだが、幸運1毎にクリティカル率が5%上がる「ドングリの首飾り」の効果で、クリティカル率が100%になっている。そのため、クリティカル2回行動が確定する。
盾は「勇気の盾」でも良いが、「マナオーブ」で片方だけでも「月の盾」にしておけば、ガード発動時にマナを1得ることができる。これと「メガ・クローバー」でランダムに得たマナを合わせることで、マナ10で発動する「輝ける王冠」の2秒の無敵時間を保険として仕込むことができて安定度が増す。
パイロマンサーのオススメのビルド
「ドラゴンの寝床」を取得することで移行できるサブクラス。
ペット属性のドラゴンが生まれて来る「ドラゴンエッグ」がショップに出現するようになり、星付きの「ドラゴンエッグ」を1ラウンドで孵化できる。(本来は2ラウンド必要)また、バトル開始時に幸運を2、リジェネを2、マナを4、ヒートを2獲得する。そして、星付きのドラゴンが攻撃する時に体力を4回復する。
スタミナ消費無しで反撃を受けない遠距離属性の攻撃を繰り出せるドラゴンを、攻撃がヒットする度にヒートを1獲得できる「灼炎の剣」などで加速すれば、高速に体力を回復しながら攻撃ができる。追加されるドラゴン達は攻撃に加えて、「サファイアの幼竜」がマナを2消費してシールド5とプラス効果1を獲得、「アメシストの幼竜」が相手からプラス効果をランダムに1除去、「エメラルドの幼竜」が毒を3付与となっている。「サファイアの幼竜」を使う場合はマナの供給を忘れずにしたい。
「ドラゴンエッグ」の販売価格が10ゴールドと高いうえに孵化に1ラウンド必要で、さらにエッグの種類も選べないが、とりあえず並べるだけでも強い。並べるだけで強いので、標準でも出現する「ルビーの幼竜」と「ドラゴンオーブ」を合成して作る「黒曜のドラゴン」と適当な防具でも戦える。
「フレンドリーな火」を取得することで移行できるサブクラス。
3.5秒毎にマナを1消費して、ヒートを2獲得する。星付きの火炎属性のアイテム1つ毎に、「フレンドリーな火」は発動速度が10%上がる。そして、ヒートの獲得数に応じて3つの効果を得る。(ヒート20:幸運を5獲得,ヒート40:リジェネを15獲得,ヒート70:ダメージを100与える)
マナを供給すればヒートを獲得できて、獲得量に応じてボーナスが得られるという分かりやすいサブクラス。標準では3.5秒だが、星付きの火炎属性アイテムとヒートの効果で、終盤のラウンドには0.5~0.7秒前後まで加速するので、マナの供給速度には注意が必要となる。貯まったヒートを消費するビルドでも良いし、短期間でヒートを獲得してボーナスを早期発動できるビルドでも良い。
貯まったヒートを消費するビルドであれば、マナとヒートを2消費して与えるダメージを5追加する「炎の杖」が強力だ。「魔法の杖」と「ドラゴンオーブ」を合成する必要があり、プラス効果を合計で2消費するため準備がそれなりに必要だが、「たいまつ」と「マナポーション」を合成して作る「魔法のたいまつ」との併用で、攻撃力を大きく伸ばすことができる。
短期間でヒートを獲得するビルドの場合、トゲを1消費してヒートを4獲得できる「フレイムウィップ」や、攻撃がヒットする度にヒートを1獲得できる「灼炎の剣」を利用したい。バックパック内の配置には苦労するが、次のスクリーンショットのように、「フレイムウィップ」2本持ちにすると爆速でヒートが溜まっていく。スタミナが心配かもしれないが、プラス効果1つ毎にスタミナの回復速度が0.7%上がる「ヴォルパーティンガー」を入れれば、大量のヒートと相性が良く意外と何とかなる。
「燃えさかる旗印」を取得することで移行できるサブクラス。
25%の確率で、自分のプラス効果が除去されるのを防ぎ、相手のマイナス効果が解除されるのを防ぐ。星付きの神聖属性のアイテム発動時に、30%の確率で5秒間暗闇を1付与する。更に、3秒毎に相手のプラス効果をランダムに2除去し、リジェネを2獲得する。
リジェネを3消費して相手に5秒間暗闇を7付与する「ライトセイバー」と相性が良い。「太陽の盾」,「太陽の鎧」,「ハートの容器」,「輝ける王冠」などで神聖属性のシナジーを得て相手に暗闇を付与しつつ、こちらは回復効果を得続けて持久戦に持ち込む。「堕落のクリスタル」で誤って暗黒属性に変化させてしまわないように注意。
「闇のランタン」を取得することで移行できるサブクラス。
バトル開始時に体力を50%失う代わりに、体力が無くなった際に体力50%で復活し、さらに2秒間無敵状態になる。また、再生時には星付きの火炎属性アイテム1つごとにダメージを5与え、ダイヤ付きの暗黒属性のアイテム1つごとにマイナス効果をランダムに8付与する。
暗黒属性のアイテムをフル活用する場合は、3秒毎にマイナス効果を2個相手に送り返し、さらに星付きの神聖属性のアイテムを暗黒属性に変化させる「堕落せし鎧」が必須。マイナス効果からシナジーを得るために、メインの武器は相手が持つマイナス効果1つ毎にダメージが0.5増え、マナを1消費して暗闇を1付与できる。「ダークセイバー」となる。復活時の無敵に加えて、「輝ける王冠」の無敵時間も合わせるなどして、無敵時間を多く取りつつ、「暗黒のハート」でリジェネを得て回復するなどすると良い。
ただし、上記のように積極的に暗黒属性に活用した構成にする必要は無く、ペット属性の「フェニックス」で2回目の蘇生を狙うビルドも良い。次のスクリーンショットの戦闘ログを見てもらうと分かるが、「闇のランタン」の蘇生時効果はフェニックスでも発動する。「フェニックス」は攻撃する毎に12の自傷ダメージを喰らうが、そこは太陽の鎧の回復効果で相殺する。Y字で置きにくい「フェニックス」に加えて、ヒートを確保するための「トウガラシ・スラバード」も必要となりスペースが厳しいので、「闇のランタン」のダイヤ付きには「苦痛のヘルム」を捻じ込むと良い。
「フローズンフレイム」を取得することで移行できるサブクラス。
氷結属性のアイテムがショップに出現するようになる。また、バトル開始時に星付きの氷結属性アイテム1つごとにシールドを15獲得する。そして、ヒートを7獲得した時に氷結を2付与し、相手の氷結1つ毎にダイヤ付きのアイテムのクリティカル率とクリティカルダメージをそれぞれ2%上げる。
氷結属性のアイテムがショップに並ぶようになるが、結局はヒートも取得した方がシナジー効果を得られるので、攻撃がヒットする度にヒートを1獲得できる「灼炎の剣」は用意したい。また、「飢えたる剣」と「フロストボルト」を合成することで作れる「フロストバイト」は、攻撃ヒット時に60%で氷結を1付与し、更に氷結1毎にダメージが0.5上昇するので、クライオマンサーでプレイする際には出来る限り入手したい。
後はゴールドとスペースの許す限り氷結属性のアイテムを取って行けば良いが、個人的にはガード時に凍結を1付与する「凍てつく盾」よりも、星付きアイテムがシールドを12得る毎にダメージを4与える「太陽の盾」との組合せがお勧めだ。「太陽の盾」は火炎属性なので氷結属性のシナジーこそないが、氷結12毎にシールドを35得る「アイスドラゴン」と非常に相性が良い。最初から狙う必要は無いが、「アイスドラゴン」が先に2体以上出れば狙う価値があるだろう。
リーパーのオススメのビルド
「大ナベ」を取得することで移行できるサブクラス。
3秒毎に体力を15回復,マナを5獲得,ヒートを5獲得の何れかが発動する。また、星付きの食べ物属性のアイテムまたは、ポーション1つ毎に発動速度が15%アップ。ショップ入店時に、隣接して配置されたポーション1つを素材の消費無しでアップグレードする。
ポーションを簡単に強化できることからやることはシンプル。ポーション使用時にプラス効果を1得られる「ポーションベルト」を出来るだけ確保して、ポーションを連鎖させてプラス効果やマイナス効果で圧倒的に優位を取ってから戦うだけである。
ポーションを撒き散らしただけでは勝てないので、ポーションをどこまで連鎖させ、どの程度武器を用意するかは好み次第となる。個人的には「魔法の杖」と「悪鬼のフラスコ」を合成して作れる、「癒さずの杖」1本で十分だと考える。「癒さずの杖」は、2秒毎に体力を18回復する非攻撃武器だが、マナを6消費すれば、2秒間自分の回復した値がそのまま相手に対するダメージになる。つまり、「癒さずの杖」のクールタイムの間にマナ6を貯めることができれば、常に回復と攻撃を同時に行えるようになる。
「癒さずの杖」の攻撃に転ずる回復の対象は、バックパック内の全ての回復行為なので、「ブラッディ・スラバード」と相性が良い。「ブラッディ・スラバード」が相手から体力を奪うダメージに加えて、奪った体力で自身の体力を回復した時にも、もう一度ダメージに転換されるので、「ブラッディ・スラバード」の攻撃力が2倍になるのと同等だ。
複数の武器を持って戦う場合は、「超硬肌のポーション」を連鎖させてシールドを積み、さらに「月の盾」でそれを30%増量させて正面から殴り合うというビルドもありだ。上手くマナを使っていきたいので、その場合は武器の一つを、マナを3消費して追加ダメージを6与え、さらに与えるダメージを2増やす「魔法の杖」にすると良いだろう。
「呪われしダガー」を取得することで移行できるサブクラス。
他のダガー類と同様にスタミナ消費無しで使用でき、相手がスタン時に追撃を行う。また、ヒット時にマイナス効果をランダムに2付与する。そして、星付きの武器は相手のマイナス効果1つごとに命中率とクリティカル率が1%ずつ上がる。
スタン時に追撃の効果を活かすのであれば「ハンマー」を使うことになり、「ハンマー」は命中率が75%と低めに設定されているので、命中率アップの恩恵が大きい。マイナス効果1つ毎にダメージが0.5増える「ダークセイバー」と組み合わせても良い。いずれにせよ、「ハンマー」を使う時点でスタミナに問題を抱えるので、「フルート」や「ヴォルパーティンガー」などでスタミナの対策が必須になる。
「夜闇のヘアコーム」を取得することで移行できるサブクラス。
バトル開始時に吸血を4獲得し、星付きの武器が与えたダメージの20%分だけ体力を回復する。加えて、ダイヤ付きの吸血属性アイテム1毎に奪う体力が8%増える。さらに、自分の体力回復量が25%増える。
回復が重要なサブクラスなので、アルケミストと同様に「癒さずの杖」を必ず用意したい。後は吸血属性の武器であり、リジェネを1消費してトゲ1と吸血1に変換できる「ブラッドソーン」と、吸血のプラス効果で相手から奪う体力に補正が掛かる「ブラッディ・スラバード」確定だろう。このビルドの場合、「癒さずの杖」の回復時に与ダメージの効果が発揮している状況では、次のスクリーンショットの戦闘ログのように、1回の攻撃で3回のダメージと2回の回復が発生することになる。
マナと転換用のリジェネの供給源を確保して、後は「吸血のグローブ」,「吸血鬼のアーマー」,「吸血のダガー」で好きな物を採用すれば良いだろう。
「Mr. ストラグルズ」を取得することで移行できるサブクラス。
ぬいぐるみがショップに出現するようになる。そして、疲労ダメージを与えつつ、マイナス効果を受けた時に35%の確率で同じマイナス効果を相手にも付与する。また、自分の体力が50%以下になった時に、8秒間星付きアイテムの発動速度が120%上がる。(1回のみ)
追加されるぬいぐるみは、「ミス・フォーチュン」と「ミセス・ストラグルズ」の2種類。前者は3秒毎に幸運を1消費して、自分が最も多く持っているプラス効果を3獲得する。後者は3.5秒毎に相手からプラス効果を全種類1ずつ除去する。効果を読んだだけで分かると思うが、相手のプラス効果を消し去る「ミセス・ストラグルズ」が非常に強く、しかも星付きの暗黒属性のアイテム1つごとに発動速度を10%底上げできるおまけつき。
「癒さずの杖」が暗黒属性のアイテムなので他のサブクラスと同様に採用し、それと「ダークセイバー」を組み合わせても強いのだが、折角なので、リーパーの固有アイテムである「カードデッキ」と組み合わせた例を挙げておく。
「カードデッキ」を取得すると、ゲームカード属性のアイテムがショップに並ぶようになる。ゲームカードの中でも「ダーク・ロータス」が暗黒属性を持っているうえに、前にめくられたカード1枚毎に、マナを3獲得して、更にプラス効果をランダムに3除去する。(例えば、5枚目であればマナを15獲得したうえに、プラス効果を15除去する。)この性能は、「癒さずの杖」及び「ミセス・ストラグルズ」とのシナジーが完璧なのである。
「ヘビ」を取得することで移行できるサブクラス。
幸運1つごとに4%の確率で相手の毒が解除されるのを妨害する。また、星付きのペット属性のアイテム1つごとに、幸運を4獲得し、体力最大値を30増やす。さらに、2.5秒毎に毒2を付与する。
名前の通り毒を積んでいくデッキなので、「ポイズン・スラバード」や「ヘビ」の毒を、星付きのアイテムの毒付与を100%アップさせる「死神の鎌」で強化していく。スタミナの都合が付くならば、星付きの食べ物属性のアイテムが発動した時に相手に毒を付与する「パンダモニウム」を入れても良い。
毒は付与から効果を得るまでに時間を要するので、バトル開始時にシールドを80得る「石の鎧」や、それと連動する「硬肌のポーション」を用意したり、マナを10消費して2秒の無敵を得る「輝ける王冠」を仕込むなどすると安定性が増す。
バーサーカーのオススメのビルド
「ブラスナックル」を取得することで移行できるサブクラス。
スタミナ消費0で発動でき、ヒット時に30%の確率で相手をスタン状態(0.5秒行動不能)にする。
相手をスタンさせるとなればやることは一つで、ヒット時に50%の確率で相手をスタンさせる「ハンマー」をメインとして1本持ち、後はスタン発動時に追撃を行う「ダガー」を拾えるだけ拾う。「ダガー」には幾つかの派生があるが、ここでは「血のアミュレット」と合成した「吸血のダガー」がオススメだ。
バーサーカーは体力半分以下からのバーサクによるパワーアップが強力なので、それを最大限に活かすために、「ヘルスポーション」を起爆剤に、体力を消費してシールドを得る「硬肌のポーション」を連鎖発動させる。そして、得たシールドが尽きる前に、吸血効果で一気に体力回復を図りたい。
「かなとこ」を取得することで移行できるサブクラス。
星付きのクラフトアイテム1つごとに、ダイヤ付きの武器のダメージを2増やし、更にスタミナ消費量を4%減らす。
消費スタミナを割合で減らしてくれるということは、消費スタミナが一番多い「破滅のグレードソード」が大きな恩恵を受けることができる。バーサク中に星付きアイテムの発動速度を40%上げる「ドラゴンクロー」と合わせて「破滅のグレードソード」のクールダウンを下げ、「スタミナバッグ」でスタミナを底上げしたり、「ヒーローポーション」で補ったりすれば、バーサク発動からの異常な殲滅力を体感できる。
「シカ神のトーテム」を取得することで移行できるサブクラス。
星付きの自然属性のアイテム1つごとに、バーサクの持続時間を0.6秒加算し、バーサク中は1秒毎に体力を7回復し、マナを2獲得する。受けるダメージを10%減らす効果もあり。
体力回復とマナの獲得がポイントとなるので、ファイターと同様にバーサクをトリガーに「硬肌のポーション」でシールドを得て、その裏で体力を回復するようなビルドを作りやすい。バーサク中は攻撃がヒットする度に体力を8回復できる「チェーンウィップ」や、ヒット時にマナを1獲得し、マナを20獲得した時に相手から体力を10奪う「マナ喰らいの剣」を使うと良いだろう。回復ビルドということで「パイナップル」をデッキに入れてトゲを貯めやすく、元からマナも貯まるので、トゲ,マナ,幸運から一番少ない物を獲得する「魔人のランプ」を入れると、幸運を優先して獲得させやすい。「硬肌のポーション」の連鎖によって一気にシールドも得られるので、普段は発動させにくい「魔人のランプ」によるダメージ27アップも狙える。
しかしそれよりも、チーフテンは最大HPを伸ばすビルドが面白い。マナを11消費して星付きの食べ物属性のアイテムを全て発動させる「エッグスカリバー」と、最大体力10増やす「チーズ」を組み合わせ、「シカ神のトーテム」に加えて「月の盾」,「月の鎧」,「マナオーブ」などを投入してマナを搔き集めることで、異常な速度で最大体力を伸ばすことができる。「マナオーブ」が都合良く手に入ったり、序盤から「フライパン」と「ヒーローポーション」が出たら、「エッグスカリバー」に合成してこちらのビルドへ進もう。
「狼の紋章」を取得することで移行できるサブクラス。
ペット属性の3種類の子狼がショップに出現するようになる。また、強化が3以上ある場合、30%の確率でマイナス効果に耐え、さらに星付き武器のクリティカル率が10%上がる。ダイヤ付きのペット1体につき10%の補正有り。
スタミナ消費無しで攻撃できる「勇敢な子狼」、幸運,リジェネ,強化いずれかを得ることができる「力持ちの子狼」、シールドを得て氷結を解除する「聡明な子狼」が抽選に加わるが、どれが出るかは当然ながらランダム。方向性を絞りにくいが、「狼の紋章」による星付き武器のクリティカル率補正が強力なので、「ヴォルパーティンガー」のペット属性補正などを絡めながら、クリティカル率を活かすビルドにしたい。
「シャーマンの仮面」を取得することで移行できるサブクラス。
宝石属性のルーンがショップに出現するようになる。また、バトル開始時にバックパックに配置された、宝石属性のアイテム1つ毎に幸運を1獲得し、3秒毎に幸運を2消費してプラス効果をランダムに5獲得する。
追加されるアナグマ,タカ,ゾウの3種類のルーンは、武器,非武器,直置きどれでも強力で、雑に配置しただけでも仕事をしてくれるのでプレイし易い。特に「ダブルアックス」や「破滅のグレードソード」と言った高い攻撃力を期待できる武器に詰め込んで、一気に攻め込むビルドが向いているだろう。
なお、バックパック内に宝石属性のアイテムを直置きするだけで幸運を1獲得できることから、「富の宝箱」を手に入れて隙間を埋めたい。ルーンで埋まれば理想だが、そこまで都合良くことが進むことは滅多にないので注意。
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