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ダクソかと思ったらブラボだった感! 仁王2

評価と簡易コメント
  • 5段階評価:★★★★☆
  • 点数:85点
  • コメント:ド下手糞な藤吉郎の声は最初から最後まで不快だが、他は面白い
  • プレイ時間:約50時間
    1週目のみクリア。前作の仁王はトロコンまでプレイ済み
  • トロフィー:62%

発表より10年以上経過してから発売されたことで注目を集め、ソウルライクの戦国死にゲーとしてその内容も高く評価された仁王。その続編となれば面白く分けないだろ!と、ワクワクしてプレイしましたが、前作とはプレイ感が随分異なっていました。

高難易度の日本史ベースのアクションゲームであることは変わりないのですが、俗にいう”死にゲー”を世に広めたフロムソフトウェアのゲームで例えると、仁王はダークソウル、仁王2はブラッドボーンという感じです。

仁王1は三浦按針(ウィリアム)を主人公に、関ケ原の戦いに向けて九州からストーリーが進んでいくという、他の歴史ゲームでは見たことがない展開がウリでした。それに対して仁王2は、半妖のオリジナルキャラを主人公に据え、秀吉の出世ストーリーを追うという超王道の展開です。

つまり、仁王2の時代設定は仁王1よりも前。詳細は伏せますが、ストーリーの終盤には仁王1へ繋がり、前作のプレイヤーはニヤニヤすること間違いなしです。(前作をプレイしていなくても、シナリオ体験の面白さが損なわれることは一切ありません。)

今回のレビューでは、仁王1から変わった部分について紹介していきます。

1.魅力的なキャラメイキング

仁王1はウィリアム固定でしたが、仁王2はオリジナルキャラクターをキャラメイキング可能です。

そしてこのキャラメイキングが面白すぎる!キャラメイキングに凝りだしたら購入1日目はそれだけやって終わってしまった・・・という人も多いでしょう。

同じ死にゲーのダークソウルでもキャラメイキングがありますが、あちらは基本的にキャラにフォーカスされることが無く、顔がアップになることも殆どありません。そのため、メイキングを放棄して初期設定のまま飛ばしている人も多いと思います。(どうせ直ぐに死んでゾンビ顔になるし・・・)
それに対して、仁王2は藤吉郎と秀の字(主人公)が二人合わせて”秀吉”として出世していくストーリーです。よって歴史の出世街道を突っ走る、自キャラには必然的に視線が集まり、顔をアップで見ることも多々あります。よって、メイキングは超重要です。

主人公は半妖ならば美少女しかあるまい!と、↓こんなキャラでプレイしました。

 

拾いものですが、カイジとかバカ殿とかも作れてしまいます。この手のキャラメイキング職人は本当に尊敬します。

 

2.賛否両論な新システム

仁王2は前作の素材を流用して約2年という短期間で発売された続編です。流用で作られたからこそ、戦闘システムとストーリーには大きく開発リソースを当てたようです。前作に繋がるストーリーの出来は非常に満足していますが、その一方で戦闘システムをごっそりと変えた来たことには賛否両論があるはず。

基本的なザコ敵を相手にするときのアクションは前作とやることが同じですが、少し強いザコ(大技持ち)から上については、前作とは戦い方が全く異なります。特にプレイ感に大きな影響を与える戦闘システムは以下の通り。

戦闘システムの大きな変更点
  • 妖怪に変身してパワーアップする”妖怪化”
  • 妖怪タイプによって変わる3種のカウンター用の”特技”
  • 妖怪を一時的に呼び出せる”妖怪技”

この中で一番重要なのが、カウンター用の”特技”です。
仁王2ではこのカウンターが超重要です。強めのザコ敵までならカウンターを取らなくても、遠距離武器と妖怪技でゴリ押せることもあります。しかし、ボス戦においては、時折繰り出してくる大技に特技を当てて妖力ゲージを削ることが大前提となっています。
(カウンターせずにクリアも出来ますが、単なる縛りプレイです)

死にゲーでカウンターと言えば・・・そう、ブラッドボーンの銃パリィ!
ダクソ⇒ブラボと流れた人は、ベースは似たようなものだけど、要のシステムが全然違うので序盤は慣れるまで苦戦した経験があるでしょう。

仁王1⇒仁王2では、まさにあれと同じレベルに戦闘システムが変化しています。そのため、仁王1に似たプレイ感を期待していたプレイヤーは、仁王2に批判的な印象を持ってしまう可能性が高いです。

特に、HPもスタミナも少ない序盤は、カウンターがうまく決まらないと即落命に繋がります。そのため、最初のボス”馬頭鬼”は何とかゴリ押しで倒したものの、続く”煙々羅”または”夜刀神”で投げてしまった人もそれなりに居ることでしょう。

加えて、カウンターが3種類用意されている点も結構な地雷だったりします。

カウンターの種類
  • 猛タイプ
    敵を強打する。相手の大技モーション中に当たれば成功
    発動が遅い大技向き
  • 迅タイプ
    残像を残した緊急回避。残像が相手の大技に当たれば成功
    発動が速い大技で、動いた方が後の展開が有利な敵向き
  • 幻タイプ
    その場で完全防御。相手の大技を受け止めれば成功迅タイプ
    発動が速い大技で、動かない方が後の展開が有利な敵向き

どの様な大技に対しても、どのタイプでもカウンターを取れますが向き不向きがあります。また、自分のプレイスタイルに合う合わないもあります。そのため、序盤のボスにマッチしなかった場合、不慣れさと合わさってカウンターが上手く取れずにイライラするかもしれません。

新システムに対して少々ネガティブなら事を書いていますが、ボス3体目の”夜刀神”まで撃破出来た頃には慣れてきます。そこまでは頑張りましょう。加えて、キャラレベルが上がりHPと気力に余裕が出てくると、スキルポイントで色々な技を覚えることができます。キャラクターの強化が進むと、急に今までの苦労は一体何だったんだ・・・というぐらいの快適プレイが始まります。(死にゲーの快適プレイ=適度に死んで覚える過程を楽しめるという意味。念のため。)

3.前作をプレイしていない人ほどオススメ

結局、仁王2の評価の分かれ目は、

妖怪に変身して、カウンター入れて、妖怪を呼び出すという新システムに満足できるかどうか。

ただそれだけです。

私は受け入れることができたので、高評価しています。前作を未プレイの人には自信をもってオススメ出来ます。

この記事のタイトルにあるように、前作をプレイした人は、ダクソかと思ったらブラボじゃねえか!というインプレッションに耐えることが出来れば問題ないと思います。

ちなみに、点数は85点を付けており、どこで減点しているかを説明しておきます。それは、システムがあれもこれもと欲張り過ぎるところです。

仁王の欲張り過ぎなシステム
  • 魂代合成してステータス変化確認
  • 武器のハクスラ
  • 9種の武器のお試し
  • スキルポイントの振り分け
  • 陰陽術と忍術の管理
  • 称号特典の選択
  • 防具重量による俊敏さ管理
  • 合わせ効果のチェック

仁王はキャラビルドの仕方によってプレイスタイルが千差万別です。そのため、キャラビルドを構成する強化/育成の項目が多岐に渡っており、それらの確認に多くの時間を取られます。そこはキャラビルドの醍醐味だから・・・と言われればそれまでですが、流石に面倒くさくなってきます。

スタイルさえ自分で選べば、オススメのビルドで自動的にポイント割り振りしてくれるモードがあり、ストーリーに集中させてくれると良かったかもしれませんね。

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