お祭りキャラは良いのにミニゲームが足を引っ張る!ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ

評価と簡易コメント
  • 5段階評価:★★★☆☆
  • 点数:50点
  • コメント:目玉のはずのミニゲームが要らねえ・・・
  • レビュー投稿時の進行状況:4面でギブアップ!

1990年のSDバトル大相撲から始まったコンパチヒーローシリーズ。1994年に発売された、ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイは、何とコンパチヒーローシリーズ第15弾!

如何にも 粗製濫造で大量に作られた当シリーズですが、このゲームはザ・グレイトバトルの中でも、何故かお祭りをテーマにした異色の作品です。しかし、ザ・グレイトバトルのように奥行きのあるベルトアクションではなく、上下の段差移動だけのアクションゲームなので、操作感はメインのナンバリングとは大きく異なります。

具体的に何がお祭りなのかと言うと、敵も味方も見た目がお祭り仕様で、メインのアクションゲームに加えてミニゲームが3種類遊べます。が、この目玉であるはずのミニゲームが見事に足を引っ張るという残念なゲームでした。

1.お祭りキャラは良いぞ!でも激ムズ!

どんなジャンルでも挑戦するコンパチヒーローシリーズ。ザ・グレイトバトル外伝2はお祭りがテーマなので、雰囲気を出すためにキャラの見た目を頑張っています。今回の主人公達は、ステイメン、グレート、RX、ロアの4人。全員しっかりと法被を着ていますね。

主人公達以外にも、ザコ敵、中ボス、ステージボス全てがお祭り仕様!お祭り感を出すために、あれこれと試行錯誤している事が伝わって来て好印象です。

最初の中ボスは、有名な雷門にカプールが化けており、風神雷神にはガズR/Lと言うナイスなアイデアです。

ビグ・ザムはゲタを履いて、拡散メガ粒子砲の代わりに提灯をまき散らし、ショッカーは龍舞で3way火の玉で襲ってくる。

そしてまさかの、ア・バオア・クーが参戦!どういう理屈か分かりませんが、ララァがお酒を捧げると動き出すので、宇宙要塞と肉弾戦をする羽目になるコンパチヒーロー達。攻撃手段は良く分からない雷雲ですw

シャアズゴックは手拭いを顔に巻き、ザクは女装して屋台でたこ焼きを売る!

敵を倒せば入手できるお金で、たこ焼きやトウモロコシなど、屋台の定番食を買うことが出来ますが、これらは射撃武器です。ヒーローたちはYボタンのパンチ以外の攻撃手段を持たないので、屋台で買った食べ物を投げて攻撃します。たこ焼きは放物線の投射で、トウモロコシなら貫通の遠投、綿菓子は遅効性の爆弾など、食べ物によって効果が異なります。

シリーズの一つ前の作品は、ザ・グレイトバトル3なのですが、あちらはもっと多彩な攻撃が出来ました。今作はパンチと食べ物投げしか攻撃手段が無くて少々物足りません。パンチも射程が無く、敵を一撃で倒せる訳ではありません。更に、奥行きが無い分上下移動が激しいので、遠距離攻撃できる食べ物を使い切ると、上から落ちてきた敵にノックバックされて落下し、ステージの上り直しを何度もさせられます。幸い、コンティニューは無限にできるので、互換機でクイックセーブ無しでも根気強くやればクリア出来るかもしれません。(私は諦めましたw)

すぐ下に足場があるステージは良いですが、移動足場に載るステージは難易度異常です。500円払えばキャラを変更できるので気分を変えて頑張りましょう・・・

2.ミニゲームは本気で要らないぞ!

目玉のミニゲームが要らないってどういうことだよ!って思うかもしれませんが、プレイしたら絶対に納得するはずです。

3種類のミニゲーム
  • テトリス風の落ち物パズル
  • 縦シューティング
  • アルカノイド(ブロック崩し)

テトリス風の落ち物パズルは、食べ物の絵を揃えると、右の満腹度が上がっていき、胃薬を揃えると満腹度が下がって行きます。画面が詰りきる前に満腹度を最大にできればクリア。

このゲームは屋台の食べ物が出てくるので、辛うじてお祭り要素が有るのですが、問題は残りの二つのゲームです。

出来の余り良くない縦シューティングと、完全にアルカノイドのブロック崩しは、一切コンパチヒーローの要素無し。シューティングは当たり判定大きく、アルカノイドはまんまなので、両方とも難易度高め。

いやー、このゲームを買う層はコンパニヒーローのゲームを遊びたいのであって、ミニゲームを遊びたい訳じゃないんですよね・・・。お祭りだしミニゲームを突っ込んでおけ!って事なんだろうけど、これにはガッカリでした。ユーザー無視で入れた失敗要素のお手本みたいな感じですね。

ちなみに1ステージ毎にミニゲーム3回クリアはほぼ必須です。クリアする事でボス戦でプレイヤーに優位に働くギミックが出て来ますが、ギミック無しでクリアは難しすぎて現実的ではありません。なので、面白くないミニゲームを渋々プレイする事になり非常にしんどいです。しかも、ミニゲームをクリアすると、画面が暗転して通常ステージに戻った瞬間、周囲にザコ敵が大量に沸くので、ほぼ確実に被弾してストレスマックスですw

この様に、キャラクターの出来が良いものの、前作3から劣化したアクションと、プレイ必須のミニゲームが足を引っ張って評価下げた勿体無い作品でした。まあ、今となってはコレクション用のファンアイテムですね。箱説有りを買って、1990年代のコンパチヒーローをイラストを楽しみましょう!

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