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【LAND STALKER】レビュー: 打倒ゼルダの意欲作だが、落下ギミックが地獄で最後まで遊ぶ気にならない – ランドスーカー

点数評価40点
プレイ時間約5時間
プレイ状況恐らく序盤
発売日1992年10月30日
対応機種メガドライブ
プレイ機種レトロフリーク
開発元クライマックス
発売元セガ
ジャンルアクションRPG
ジャンルの考え方

見た瞬間分かる、ゼルダの伝説への対抗心

ランドストーカーのパッケージを見た多くの人は、“これはゼルダの伝説の関連作品か?”と錯覚したのではないだろうか。ベースカラーは緑色、整った顔に金髪でとんがり耳、剣を片手に戦う剣士という、幾つもの見た目の属性をリンクに被せ、更に欲張りなことに、ナビィポジションは小型の美人なサキュバスが用意されている。

スマブラでしかリンクを知らない人に見せたら、誤認する可能性が非常に高いが、これはランドストーカーの主人公であるライルだ。

ゼルダ風なパッケージに惹かれて裏面を見ると、“転がり迫る岩、空中通路、立体迷路など、3Dならではの仕掛けの数々!”と謳われており、“ゼルダが3Dになった感じか!”と期待を抱いて買った人も多かったと推測する。

ステータスのハートも何となくゼルダっぽい。

実際に、ランドストーカーはそのヴィジュアルの寄せ具合から、3Dのゼルダを目指して作られたことが容易に想像できるが、上記のパッケージ裏のアピールポイントは全て苦行だ。本家ゼルダと差別化を図ろうとした結果、見た目以外は全てマイナスに働いている。

2019年9月19日に発売されたメガドライブミニにも収録されていることから、ゲームとしては一定の評価を得ているはずなのだが、クイックセーブ無し&攻略情報無しでプレイしてみると、かなりのストレスを感じる理不尽な難易度のゲームであった。

独自性は認めるが、ドット絵の疑似3Dで常時ボタン斜め押しはキツい

次の画像は取説の操作方法を説明したページだ。見て分かる通り、主人公を動かすためには常に斜め入力が要求される。当然ながらこの時代の入力デバイスにスティックは無く、また、メガドライブの十字キーはPSのような全ての方向が独立しているタイプではないので、操作が非常に難しい。

操作ミスが多発してまともに動けない。

この余り好ましくない操作体系で、崩れる足場にジャンプで連続して乗り移ったり、触れると大ダメージの鉄球をかわし続けたりする必要があり、はっきり言ってアクションの難易度が異常だ。

足場から落ちれば下の階に強制スクロールしてやり直しになり、ダメージで死亡した場合はセーブした時点まで巻き戻しとなり、進行状況の全てが水の泡となるのも辛い仕様である。

あくまで疑似3Dなので、プレイヤーの足場と周囲の高さ関係が分かりにくい上に、キャラの影が表示されないため、ジャンプの感覚が狂って直ぐに落ちる。レトロフリークで遊んでいたので、途中からクイックセーブを解禁したが、クイックセーブがあってもイライラするレベルである。

加えて、ゼルダ風がウリなので、随所に謎解きが仕込まれている。うっかり何かのギミックを忘れた場合は、必死に踏破した難関をまた行き来することになり心が折れそうになる。

きのこに囲まれて突っ伏す主人公の図。

取説を見ても解決しない

余りにも難易度が高いので、根本的に何か操作に関して理解が不足しているのではないかと考えて取説を熟読してみたが、結局は慣れろということしか書いていなかった。

取説のとあるページには、アクションが“とても難しい”と書いてある。仕様を知り尽くした開発側の感覚で難しいと判断するレベルなので、何を知らないプレイヤーにとっては地獄でしかない。

斜め移動をマスターして、自由自在に主人公ライルを操作出来るようにならないとこのゲームは楽しめない。前述の通り、クォータービューのジャンプアクションが連続するシーンは特に難易度が高く、マスターするまでにストレスで禿げそうなのでプレイを中断することにした。

ギブアップ後に攻略サイトを見たところ、ストーリーの進行度合いとしては全体の20%ぐらいしか進んでおらず、残念な結果である。

そら落ちてゲームオーバーになるよ・・・。

ちなみに、移動とジャンプ以外にも、アイテムや岩や足場を持ち上げるシステムにも難がある。例えば、岩を敵に投げつけて倒すギミックでは、投げた位置によっては敵の頭に岩が乗ってしまいやり直しになったり、部屋の片づけをするイベントで、動かしたツボが僅かにずれているだけでクリアにならないなど、判定の甘い部分と厳しい部分が両極端でこれまたストレスが溜まる。

アイテムを買う時はカウンターまで物を運ぶ。

悪い所ばかり書くことになってしまったが、全体的な作品の雰囲気や音楽は良い仕上がりだ。とにかく操作性だけをどうにかしてくれれば名作になったかもしれない。

ネットで色々と調べてみると、低HPクリアやタイムアタックなどのやり込みを頑張っている人も居るようなので、稀に気に入る人がいることも事実である。メガドライブミニを持っており、アクションゲームに自信がある人は1回ぐらい挑戦しても良いかもしれない。もしかすればハマるかもしれない。

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