点数評価 | – |
プレイ状況 | 全問クリア |
プレイ時間 | 約2時間 |
発売日 | 2021年4月15日 |
対応機種 | Switch |
プレイ機種 | Switch |
開発元 | Hook Games |
発売元 | Hook Games |
ジャンル | パズル ジャンルの考え方 |
グリットを埋めるだけのシンプルなパズルゲーム。500円のところをセール価格の100円で購入したのだが、たった100円で知的な体験が出来て実に満足度が高く、全問クリアした頃には何だか頭が良くなった気がしてくる。隙間時間が生まれる度にダラダラとスマホを眺めるぐらいならこのゲームを買うべきだ。
大作ゲームの発売を控えた数日前、皆さんは何をしているだろうか?
ゲーマーなら当然ゲームと答えるところだが、大作ゲームの発売を目前に控えたタイミングで新しいタイトルに手を出すとなると、ジャンル被りやプレイ時間を考慮する必要がある。そのため、積みゲーマーでも意外と適したゲームを持っていなかったり、何をプレイするか選択肢を絞っているだけで無駄に時間を消費してしまうこともある。
ゲームをプレイせずに他のことをするのもありだが、少しはゲームで時間を潰したい。そんな時に使えるゲームが、今回紹介するShikaku Shapesだ。
元々500円のパズルゲームなのだが、セールで100円になっていたので、余っていたニンテンドーゴールドポイントで無料入手。プレイ時間はクリアまで約2時間と、まさに“大作待ち”の間を埋めるに最適なゲームだった。
タイトルに反してまさかの非日本語対応
Shikaku Shapesは、碁盤の目のようなグリッドのフィールドに書かれた数字に従って、隙間なく四角形を敷き詰めればクリアとなるゲームである。ゲームタイトルの“Shikaku”は正に四角を意味し、日本語の“シカク”をローマ字で書いている訳だ。
ゲームタイトルに日本語が使われて居るにもかかわらず、ゲームのUIは日本語化されていない。しかし、誰でも直感的に遊ぶことが出来る非常にシンプルなゲームなので一切の問題は無い。全90問用意されているので、問題番号を選んでグリッドをカラフルな四角形で埋めるだけだ。
フィールドを埋める際のルールはただ一つ、書かれている数字を巻き込んで、その大きさの分だけグリッドを使用した四角形を作ること。例えば、数字の6であれば、2×3、3×2の長方形を作ればよい。(もしくは、直線で6マスでも可能。)
画像1枚でもルールが何となく分かりそうだが、動画も一つ紹介しておくので、気になった人は確認して欲しい。
Shikaku shapes、1問30秒から1分ぐらいでサクサク解けて面白い。 #NintendoSwitch pic.twitter.com/yAX4Mgj9Uo
— Sara@ゲームの話が7割ぐらい (@mig60_net) October 22, 2021
Shikaku Shapesには、黙々と数字に従って四角形を作って埋めていくシンプルなゲームが90問用意されており、簡単な問題であれば1問30秒ほどでクリアできる。多くの問題は1分~1分半ほど、終盤に難しくなってくると2分~3分程度、迷ってやり直しても精々5分もあれば正解に辿りつくだろう。
最初の内は5×5の小さなフィールドを埋めるだけだが、問題が進むにつれて15×15まで拡張される。また、配置される数字は、難易度が低い内は大きな数字が多いが、難易度が上ってくると小さな数字が増えて、配置も細かく入り組んだものとなっていく。
難易度が上ると、勘で適当に四角形を埋めただけでは、至る所に隙間が発生してしまうだろう。そのため、ゲームの終盤は、配置の自由度が高い数字は後回しにして、配置が確定する部分を見つけて埋めていくことになる。例えば、一つ前のスクショであれば、左下は6を縦3横2で使うしかないし、最下段中央の7は素数なので直線しかないが、絶対に右にしか伸ばせない。
しかし、間違いを覚悟で、敢えて最初から大きい数字へアプローチする遊び方も楽しい。大きい数字を攻めた後に、扱いづらい素数をどの四角形の辺を合わせるのか推測し、それが正しくハマっていた時は高速にクリア出来るので快感だ。ただし、初手で間違っていると修正に時間を要したり、修正が面倒くさくなって最初からやり直しになるリスクもある。
リプレイ性は乏しいので一人1回限りプレイ
元が500円、セールで100円のゲームなので多くは求めていないがリプレイ性は低い。
数字はランダムに配置される訳では無く、問題によって配置が固定されているので、一度クリアすればそれで終わりだ。難しい問題であれば、1回で配置を覚え切ることは出来ないが、それを繰り返し遊んだところで然したる意味は無い。全90問に正答を意味する王冠マークが付けばそこでゲームクリアだろう。
各問題にはベストクリアタイムが記録されるので、家族で初見クリア時のタイムを競うなどすれば繰り返し遊ぶことはできる。
セールなら100円で2時間、インテリジェンスなゲームを遊んだという実績は満足度が高いので、ちょっとした隙間時間を埋めたいと思っている人はプレイしてもらいたい。
将来はAIで無限に問題を自動生成出来るようになったりしないだろうか。ぴったりと四角形が収まった瞬間は存外に気持ち良いので、2000円ぐらいで無限生成出来る同ゲームが発売されたら購入したい。

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