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Fit Boxing 2(フィットボクシング2)【レビュー/評価/比較】単純に痩せたいだけなら、リングフィットよりもフィットボクシングの方が効果は高い

評価: 
オススメ作品

総評/評判/感想
運動ゲーム=リングフィットという風潮があるが、手っ取り早く痩せたいのであればフィットボクシングをプレイすれば良い。ボクササイズは、腕以外も広く鍛えられる万能なトレーニングであることを理解できることだろう。ただし、ベストはどちらもプレイすることだ。グラフィックの質の悪さが明確な弱点だが、エクササイズゲームとしては十分に合格点である。無料DLCも継続して配信されており好感を持てる。

点数評価90点
プレイ状況スター100個取得
プレイ時間約20日プレイ
発売日2020年12月2日
対応機種Switch
プレイ機種Switch
開発元イマジニア
発売元イマジニア
ジャンルボクシングエクササイズ

運動系のゲームの定番と言えば、独自のリングコンを使った運動に定評があり、発売から2年で280万本以上を売り上げて圧倒的なシェアを得ているリングフィットアドベンチャーだ。そんなリングフィットと比較すると、売り上げは劣るフィットボクシング2だが、当レビュー記事を投稿した2021年10月23日時点で既に100万本が出荷されいるヒット作である。

【こうかはばつぐんだ!】リングフィットアドベンチャーを100日プレイした結果、体重・体脂肪がどう変化したかを報告!【レビュー/評価】

筆者は過去のレビューでリングフィットアドベンチャーを絶賛しており、これからの時代、リングフィットさえあればジムなど不要だというぐらいに気に入っていた。しかし、流石にストーリーモードを2周もクリアするとマンネリ化してきたため、日々の運動に変化を加えるべくフィットボクシング2を購入した。現状では週2日リングフィット、週3日フィットボクシング、週2日は何もしないというバランスでプレイしている。

この記事を開いている多くの人が知りたいことは、以下の2点だろう。

・リングフィットvsフィットボクシングはどちらが痩せるのか

・フィットボクシングは腕以外の鍛えられ具合はどの程度か

結論から言うと、単純に痩せたいだけならフィットボクシングの方が良いし、フィットボクシングは想像以上に腕以外も鍛えられる。では、リングフィットは不要で、フィットボクシングだけで良いのか?というと、決してそういう訳では無く両方プレイするべきだろう。

筆者の場合はリングフィット:フィットボクシング=2:3が丁度良かった。ベストな比率は当然人によって変わる。

1.痩せるだけならフィットボクシングに軍配が上がる

まず、フィットボクシングは、何といってもトレーニングとしてシンプルなことが特徴だ。リングフィットアドベンチャーのように、何かにつけて会話が挿入されることは無く、最低限の説明も全てフルボイスで、運動と並行して聞き取ることが出来るので、運動以外の操作時間は少ない。

初回プレイ時に運動目的と期待する効果を設定したら、次回からはプレイ時間を軽め・いつも通り・重めの3パターンから選ぶだけだ。自動的に複数のメニューを組み合わせてデイリーエクササイズを用意してくれる。プレイ時間はパターンによって10分刻みで変化するが、あくまで目安時間なので用意されたメニューの組み合わせてによって分単位で前後する。

目的はダイエット・体力強化・健康維持の3パターン、効果はウエストシェイプやヒップアップなど6種類から選択可能となっている。例えば、ウエストを選べば旋回動作を要するフックやアッパーが多めに出て来るようになる。ただし、ひたすら指定部位のトレーニングを繰り返す訳では無く、3割増し程度で鍛えらえると思えば良いだろう。

デイリートレーニング開始時に、負荷を選ぶだけで良い。

選んだ負荷と目的に応じて、その日のメニューが提示されるので後は運動するだけ。

フィットボクシングには、リングフィットアドベンチャーのように、ストーリーが設定されている訳でもなく、RPG要素が在る訳でも無い。そのため、同じプレイ時間であれば、明確にフィットボクシングの方が運動量は多くなり、エネルギー消費の時間効率は高い。

基準20分からの重め選択で、350kcal前後の消費となる。

ただし、効率が良くなるということの裏返しで、リングフィットと比較してゲーム内容は淡々としている。従って、飽き性の人には向いていない。フィットボクシングは、運動を続けられない人がどうにかして継続するゲームでは無く、元々運動を続けられる人がボクササイズを通じて運動データを蓄積するゲームと認識した方が良いだろう。

一人で黙々と筋トレするよりはよっぽど飽きにくいが、持続性に自信が無ければリングフィットアドベンチャーへ行くべきだ。

逆に、リングフィットアドベンチャーでレクチャーや会話を煩わしいと感じる人は、迷わずフィットボクシングを選べば良いだろう。

リズムゲームの観点からフィットボクシングを見ると、その内容は正直なところ子供騙し程度だ。下から上に流れてくるパンチの種類の示されたノーツに合わせて、ジョイコンを振る(パンチを打ち出す)ことでコンボが決まっていき、一応はリズムゲームとしての体を成しているが、パンチの種類を間違ったとしてもタイミングさえ合っていれば認識されるし、大きくタイミングを外してもGOOD、タイミングが合えばJUSTしか判定は無い。MISSが出るのは疲れて完全にノーツを見落とした時か、ジョイコンが動作異常を起こした時だけである。あくまでボクササイズの運動指示が出ているだけで、リズムゲームとして楽しむものでは無い。指示通りにしっかりとプレイするかどうかは、結局のところはプレイヤー次第である。

オールJUSTは難しいが、missを取る事も難しい。

リズムゲームとしての評価はさておき、トレーニングとしては分かり易くプレイの敷居は低い。最初はチラホラとノーツが流れてくるだけだが、簡単なコンビネーションを繰り返す内に、新しいノーツが追加されていく。例えば、最初は左ジャブ、右ストレートの2連撃だが、そこに左フックが追加されて、左ジャブ、右ストレート、左フックの3連撃になるという風に、どんどん長くなっていく。難易度が上れば、パンチやダッキングが一気に3つぐらい追加される事もある。

最初は簡単なワンツー程度から始まる。

動作が次々に追加されていくが、追加前には必ずインストラクターから説明があるので迷うことは無い。また、トレーニング開始前に、出現する動作が明示されており、不安があれば特定の動作だけレクチャーを受けることも可能だ。

パンチが追加されて行き、最終的は7,8発のコンビネーションとなる。

出現する動作と目的が説明され、Yを押せば事前練習も可能。

シンプルながらも段階を追って丁寧にボクササイズを進めてくれる点が好印象だ。フィットボクシングは、一度トレーニングが始まると動き続ける時間が長く、特に”しっかり”以上がメニューは、10分以上の連続したトレーニングとなる。タイム表示を見て体力が持つか不安になる人が居るかもしれないが、軸足の切り替え時にインストラクターからの声掛けがあり、多少休むことが出来るので安心してもらいたい。

構えを切り替える時が休憩のチャンス。

モードによってインストラクターの口調が変わってくる。

2.ボクササイズが万能なトレーニングであることを体感できる

フィットボクシングは、ボクササイズの運動効果の高さが良く分かるゲームだ。ボクシングと聞くと、腕ばかり集中して鍛えられると勘違いするかもしれないが、想像以上に全身が鍛えられる。一番鍛えられる部位に腕に違いないが、しっかりと体を旋回させながらパンチを繰り出すことで、1発1発は大したことは無いが繰り返しにより腹筋へ明確に効いて来る。重めのトレーニングで30分程度プレイすれば、内容にもよるが1400~1700発ぐらいのパンチを打つことになる。全く普段トレーニングをしていない人であれば、相当の筋肉痛を覚悟した方が良いだろう。

腹筋への意識を向けるように頻繁に指導される。

流石に脚は鍛えられないだろうと考えるかもしれないが、意外にも鍛えられる。パンチは静止状態から打つ訳では無く、ノーツが流れてきていない時も、常にディザーとして前後にステップを踏み続けることになる。ステップを踏んでいるだけでも軽い運動効果は当然あり、強度の低い運動であっても、それを30分も繰り返せば足は間違いなく疲れてくる。目的をふくらはぎシェイプに設定すれば、下方向に回避するダッキングやウィービングという動作が頻出するので、スクワットのような効果も期待できる。

赤:腕、青:脚、黄色:腹 だと思えば良い。

ただし、下方向への運動は、ジョイコンの機嫌が悪い時には反応し難い。もっとも、リズムゲームとして遊ぶことが目的では無く、運動することが目的なので、判定は気にせずに流れて来たノーツ通りに動くことに集中しよう。

青色の下方向への動きはジョイコンが反応しないことが多い。

また、フィットボクシングは体の左右をバランス良く鍛えらえるようになっている。リングフィットのように動作の途中で敵を倒し終わり、バランスが悪くなるということもない。もちろんリングフィットは敵を倒しても最後まで運動する設定にもできるが、それをやると当然ながら時間が掛かるし疲労も増大する。フィットボクシングは、決められた時間と負荷の中で、必ず左右のバランスが取れたメニューになっていることが嬉しい。

ちなみに、バランスという観点からトレーニングの効果を考えると、利き手とは逆で撃つフックが成長の指標となると考える。何故なら、利き手以外で外回しに腕を旋回させるという動作は、私生活ではまず発生しないからだ。そのため、多くの人がトレーニング開始時には、利き手とは逆でフックを力強く打ち込むと、振り回されるよう感覚があるだろう。どちらの腕でも綺麗に力強く打ち込めるようになると成長を実感できるはずだ。

トレーニングとして、フィットボクシングとリングフィットを比較すると、前者は瞬発的な軽負荷の数で勝負、後者はじっくりと高負荷を繰り返しと言ったところだろうか。トレーニングとしての性質が異なるので、自分の肉体と相談してフィットボクシングとリングフィットを共存させることが大切だ。また、フィットボクシングは全身をバランス良くエクササイズしながら、特定の部位を割り増しで鍛えるというスタイルなので、ピンポイントで鍛えたい部位があればリングフィットの方が有利だ。

前述の通り、効率では明確にフィットボクシングが勝るため、フィットボクシングを日頃のメインエクササイズとして据えて、気になる部位にリングフィットで高負荷を掛けていくという使い方をオススメしたい。

1本だけしか買わないのであれば、フィットボクシングをオススメする。何故なら、全てにおいて効率は正義だからだ。

3.グラフィックの悪さが明確な弱点

フィットボクシングは項目1,2に示した通り、フィットネスゲームとしては十分な性能を持っているのだが、グラフィックの悪さだけは擁護できない。運動が目的であれば、グラフィックなどどうでも良いと考えるかもしれないがそれは間違いである。公式サイトのインストラクター&キャストのページを見れば一目瞭然なのだが、フィットボクシング2は媚びたゲームなのだ。

参考 Fit Boxing 2(フィットボクシング2)| Nintendo Switchインストラクター&キャスト

インストラクターには豪華な人気声優を起用されており、トレーニングをこなせば各種オシャレ装備がストアに並んでいき、インストラクターのドレスアップの幅が広がって行く。ドレスアップは服装だけでなく、小物類、髪の色、肌の色なども設定できるようになっているため、プレイヤーの好みの見た目が見つかるだろう。

スポーツっぽくない見た目にしても良い。

見た目変更時のボイスもしっかり用意されている。

Switchの周回遅れなハード性能に引っ張られたフィットボクシング2のグラフィックでは、幾らコーディネートを頑張ったところで、虚しさを感じてくる。これが次世代機のPS5やXbox Seriesまでは求めないが、PS4程度のグラフィックで楽しむことが出来れば間違いなく神ゲーだったはずだ。CEROも現在のAから、思い切ってCかDまで上げるべきだ。

トレーニング中の背景は、一昔前にカラオケでマイナー曲を入れた時に流れてくる、汎用映像みたいなものばかりだ。こちらも何とか頑張ってもらいたかったところである。

イマジニアには、PS4か5でモーションコントローラー対応した、新しい運動ゲームを開発してもらいたい。美麗なグラフィックにすると開発不可も高くなるが、フィットボクシング程度の限定的な動きであれば実現可能だろう。フィットボクシング2相当の声優陣を起用し、自由にキャラクリエイトできて、プリセットでも美男美女を用意しておけば爆売れ間違い無しだ。

もし、フィットボクシングに興味を持った人は、コントローラーグリップを忘れずに購入しよう。煩わしいストラップよりも快適性が段違いである。

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