ニンテンドーダイレクト 2023.6.21を見た感想。ピサロ主人公のドラゴンクエストモンスターズ3の発表に大興奮し、映画のテンションに寄せたスーパーマリオブラザーズ・ワンダーも期待大 – 他ゲームネタ20件

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2023年6月17日~6月21日のゲームネタまとめ

ニンテンドーダイレクト 2023.6.21 を見た感想と、気になった作品を幾つかピックアップ

前回のニンテンドーダイレクト 2023.2.9は、約3か月後に超大作であるゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムの発売が控えていたということもあり、情報が出し惜しまれて物足りなさを感じた内容だった。しかし、今回のニンテンドーダイレクト 2023.6.21は序盤こそ気持ちが高まるような発表は無かったが、遂に登場したマリオRPGのリメイクや、ドラゴンクエストモンスターズ3の正式発表などに加えて、2Dマリオの完全新作である、スーパーマリオブラザーズ・ワンダーまで発表され、ビッグタイトルが目白押しとなり興奮に包まれる内容となった。

当記事では、今回のニンテンドーダイレクトで発表された作品の中から、気になった物を幾つかピックアップして紹介する。基本的な情報は公式サイトが一番詳しくまとまっているので、情報を網羅したい人は次のリンク先を参照してもらいたい。また、一部のタイトルは任天堂の公式記事が公開されている。

ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅(12月1日発売)

元々はドラクエモンスターズとして製作されていたカミュ&マヤがトレジャーズに路線変更された代わりに、新たにドラクエモンスターズシリーズとして登場した作品が、本作『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』である。ジョーカーシリーズが3部作で完結したことで、次回作のタイトルがどうなるか注目されていたが、正当なナンバリングである“3”が割り振られることになった。

ドラゴンクエストシリーズの超人気キャラクターであるピサロとロザリーが若い姿で登場することから、時系列的にはドラゴンクエストⅣの前となるが、PVではドラゴンクエストⅣの5章の冒頭と思わしきシーン共に、『これはまだ誰も知らない、もう一つの可能性の物語』と表示されることが意味深だ。プレイステーション版のドラゴンクエストⅣでは、追加された第6章にて世界樹の花を取得することでロザリーが蘇生し、ピサロが主人公と和解し仲間に加わるルートが追加されたが、今回のPVから推測するに本作では、根本的にドラゴンクエストⅣとは異なったIFのストーリーが展開されることだろう。

延々と待ち続けたモンスターズシリーズに、超人気キャラクターであるピサロが主人公として採用されたこともあり、一気に2023年末の注目作品に躍り出た。12月1日の発売が待ち遠しい。

スーパーマリオRPG (11月17日発売)

1996年3月9日に発売された当初は懐疑的だったマリオのRPG化だが、クオリティの高さから評価は鰻登りで、新しいハードが出る度に移植やリメイクが渇望されていた『スーパーマリオRPG』が念願のリメイク。スマブラの新作が出る度に、マロやジーノの参戦が希望されていたが実現しなかったことから、何らかの理由でリメイクも困難な状況に陥っているのではないかと思われていたが、そんなことはなく機を伺っていただけの様である。

なお、下村陽子が担当した同作のサントラは超絶レア音源となってしまっている。従って、今回のリメイクに合わせてアレンジ版及びオリジナル版を収録したサウンドトラックまたはLPを発売してもらいたいところである。

スーパーマリオブラザーズ ワンダー (10月20日発売)

ワンダーとは、“不思議,驚異,感嘆”という意味であり、その名が示す通りに『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は意外性に満ち溢れており、プレイヤーの好奇心をくすぐる仕掛けが盛りだくさんのようだ。様々な場所で陽気に歌う花に加えて、波打つように踊り狂う土管、見たことも無いような変身など、新しさが詰め込まれた作品に仕上がっていることは間違いない。

また、PVから伝わってくるテンションの高さは、全世界で大好評の映画版マリオに通じるところもあり、そちらに寄せてきたような印象を受けた。特にPV最後では、居眠りしているクリボーに「おひるね日和だね」と花が話かけている穏やかなシーンが映し出されるが、そこにゾウマリオが突入しクリボーを遠くの彼方まで吹き飛ばす。まさに映画の宣伝PVの終わり方のような演出である。

伝統を重んじるマリオファンは残念ながら置いてきぼりになりそうだが、次世代の2Dマリオの幕開けに相応しい名作になりそうな予感が漂っている。

マリオカート8 デラックス コース追加パス 第5弾(夏発売)

リメイクコースを配信すると言いつつも、何だかんだと新作コースを投入してくるマリオカート8 デラックスのDLCシリーズだが、第5弾でも新コースの登場が確定した。今回追加される「シャボンロード」は風呂場をテーマにしたアップダウンが激しいギミック重視のコースのようだ。また、新キャラクターとしては、ボスパックン,ハナチャン,カメックが参戦。アップデート直後は、ハナチャンをハナチャンバギーに乗せて走りたい。

桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~(11月16日発売)

大躍進を続ける桃太郎電鉄の最新作の発売日が決定。前回のダイレクトではタイトルとテーマだけが発表されていたが、今回は新ボンビーである「世界旅行ボンビー」が発表された。歴史ヒーローは世界の偉人に置き換わり、ご当地怪獣も世界の地域に合わせたものが用意されているようだが、基本的には前作と同じ感覚で遊べることは間違いないだろう。ちなみに、世界を舞台にした桃鉄は、2010年のDS版『桃太郎電鉄WORLD』以来13年ぶりとなる。日本以外が舞台の桃鉄は滅多に出ないので、今回は逃さずにプレイしたいところである。

Vampire Survivors(8月17日発売)

移動操作のみで敵の大群から生き残るゲームの火付け役である『ヴァンパイアサバイバーズ』が4人マルチプレイに対応してSwitchに登場。サバイバーズ系というと、年内にSwitchでも発売予定であり現在Steamでもアーリーアクセス中のBrotatoの完成度の高さが極まりきっているので、わざわざ今になって本家を買う必要は無いかと思うが、オンライン対応などと言われるとついつい買ってしまいそうだ。サバイバーズ系でオンライン協力プレイというと、古典的なレトロゲームをサバイバーズ化した某作品を思い出す。あちらは余りうまく行っていなかったが、本家ヴァンパイアサバイバーズはどのように上手く調整してくるか注目である。

STAR OCEAN THE SECOND STORY R(11月2日発売)

プレイステーションで人気を博したアクションRPGが、2Dと3Dを融合させた新たなグラフィックで完全リメイク。3D化されているものの、当時の雰囲気を損なわない良リメイクが行われていることに期待できそうだ。キャラクターの立ち絵も原作の魅力をそのままに今風にアレンジされており好感が持てる。バトルに関しては、どうしても余りがちな2軍メンバーをアシストとして活用できるようなテコ入れもされており、満足度は大きく向上していそうだ。

Headbangers Rhythm Royale(10月31日発売)

久し振りに投入される最後の1人まで生き残りかけて戦うバトルロイヤルゲーム。ただし、銃で撃ち合う訳ではなく、勝敗はリズム感で決まる。聴いた音楽をリズム良くボタン操作で再現したり、流れて来るノーツに合わせてボタンを押したりと、音楽的なセンスで戦うバトルロイヤルという奇抜な作品。バトルロイヤルブームの再来となるだろうか?

多数の発表の中から、筆者の好みで特に気になった物をピックアップした。今回のニンテンドーダイレクトは次の動画で確認できるので、時間が許すのであれば全編通しでチェックすることをおすすめしたい。

アトラスの完全新作ファンタジーRPG『メタファー:リファンタジオ』はSteam/PS4/PS5向けにも発売へ

分かっていたことだけど、発表時のみ独占。

「VA-11 Hall-A」のリリース7周年に際して,Sukeban Gamesが進行中の各プロジェクトに言及

「N1RV Ann-A」は地道に開発が続いているらしい。まだまだ時間はかかりそうだが、次にトレーラーを公開する際には発売日も発表とのこと。

『スト6』“ブランカちゃん人形”が6月24日よりプライズ景品で登場

ゲーム内でトラップ技として利用できるブランカちゃん人形が、見た目そのままに登場。ちなみにストリートファイター6のブランカはSNSを最大限に活用し、炎上にも細心の注意を払うインフルエンサーである。

『クロノ・トリガー』光田康典氏の音楽も聴ける『Sea of Stars』無料体験版がSteamで配信開始

デイワンでゲームパスにて配信も決まり、期待の高まるターン制RPGの体験版が登場。最近のインディーゲームは、発売直後にAmazonMusicの聴き放題にサントラを提供してくれるからこの作品にも期待したい。

猫として日本の街で気ままに過ごす猫アクションアドベンチャー『Little Kitty, Big City』PC版デモが公開

舞台は日本だが開発は海外のインディースタジオ。日本語には対応するみたいなので、ローカライズをしっかりと頑張ってもらいたい。

『DEATH STRANDING』映画化計画、小島秀夫は監督をしないものの“深く”関わっている

ゲーム本編はエンディングだけで映画1本分ぐらいの尺がある。

『星のカービィ』新作ぬいぐるみが登場

既に予約が始まっているが、1760円とかなりお手頃な価格になっている。スターロッドを持っていたり、ワープスターに乗ったカービィも同時に発売。

お笑い芸人「クールポコ。」のコラ画像が突然作られまくる

色々なクールポコのコラ画像を見たが、一番気に入ったのは『テレサを足止めするクールポコ』かな。

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