【リングフィットアドベンチャー】レビュー: 120日かけてエンディングに到達!快適にプレイする方法と長続きのコツを紹介!

点数評価100点
プレイ状況120日でクリア
プレイ時間約31時間
発売日2019年10月18日
対応機種Switch
プレイ機種Switch
開発元任天堂
発売元任天堂
ジャンルエクササイズ
ジャンルの考え方
総評/評判/感想

クリアまでプレイしても、神ゲーであるという評価に変化は無かった。継続プレイに自信がない人は、快適にプレイする方法や長続きのコツを読んでからリングフィットアドベンチャーに取り組んでもらいたい。こんな神ゲーを途中で諦めてしまうことは勿体無い。1周クリアでは終わらずに2周目、3周目と周回プレイも用意されている。

総合評価
 (5)
革新性
 (5)
ユーザビリティ
 (5)
ビジュアル
 (4)
サウンド
 (4)
プレイ継続性
 (5)
コストパフォーマンス
 (5)

リングフィットアドベンチャーについては、15日連続プレイの感想と、100日目の成果報告の記事を投稿したが、さらにそこから20日のトレーニングを経て、ついに長期トレーニングのアドベンチャーモードをクリアした。

前回、前々回のレビュー記事にて、重要な事象は概ね書いたので、今回の記事では、リングフィットアドベンチャーを快適にプレイする方法と、長続きさせるコツを紹介しておく。

なお、クリア後には間髪入れずに2週目が始まるため、まだまだトレーニングは続く。これからもペースを変えずにしっかりとトレーニングするつもりだ。

ヨガマットは絶対に買おう!

本作を快適にプレイするために最も効果的な手段は、ヨガマットを買うことである。

筆者は80日目ぐらいまでは、どうせ戸建ての1階でプレイするから駆け足しても騒音は気にならないし、どの運動も指示通りに崩れることなく出来ているので、ヨガマットは必要ないと考えて、フローリングで直にプレイしていた。

しかし、Amazonで偶然にも安いヨガマットが目に付いたので試しに買ってみたところ、“もっと早くから購入しておくべきだった!”と後悔するレベルで快適になった。

ヨガマットが特に効果的な運動
  • プランク ⇒体重を掛ける腕の痛さが大幅に緩和される
  • マウンテンクライマー ⇒足のグリップが効いて滑らない
  • 舟のポーズのような腰を付ける運動 ⇒回数をこなしても尾骶骨が痛くならない

比較的キツ目な、上記の運動が快適になると、運動継続のモチベーションアップにも繋がる。

この手の姿勢でやる運動全般に効果あり

マウンテンクライマーやプランクは、広範囲の筋肉を動かすことが出来るトレーニングな上に、ゲーム的にも全体攻撃で使い易いのでセットしている人が多いだろう。ただし、これらの技は運動負荷も特に高いため、連続で使用するとプレイヤーに疲労が大きく蓄積する。そのため、数セット繰り返すと、疲労で足が地面に付きそうになったり、滑って体勢を崩すことがある。

また、リングフィットアドベンチャーは左脚太ももにジョイコンを付けてプレイするため、ジョイコンが床に向くうつ伏せ姿勢系のスキルを使うと、ジョイコンのスティックと床が接触するリスクがある。特にリスクが高いのはプランクだろうか。体を下げた際にジョイコンの反応具合によってはついつい下げ過ぎて、スティックが床に接触した経験は間違いなく誰しもが持っているだろう。

ニンテンドースイッチは素晴らしいゲームハードなのだが、ジョイコンのスティックの強度だけは控え目に言って“クソ”なので、スティックのドリフトの原因になりそうな外乱は与えたくないところだ。万が一接触した時にもヨガマットがあればクッションで衝撃を多少なりとも吸収してくれるはずだ。

ヨガマットはピンからキリまで種類があるが、どうせ消耗品だと割り切って安い物を買えば良いだろう。ただし、クッション性が重視したいので、出来る限り厚さが10mm以上の商品を選びたい。スポーツ用品店が近くにある人は、実店舗で10mm以外にも4mmや6mmを触ってみてもらいたい。10mmに圧倒的な安心感を覚えるはずだ。

筆者は下記商品を1000円引きのキャンペーン期間に購入した。ヨガマットのラインの方向が横なので前後の運動でグリップが効きやすい。(らしい)

また、Amazonベーシックブランドのマットが激安なので、コストパフォーマンス重視で買っても良いだろう。(どうせ使い潰す前提)

体重増減に一喜一憂するのは止めよう

次に長続きさせるコツとして伝えたいことは、毎日体重計に乗る必要はないということだ。

別に毎日計測しても良いのだが、日々の変化を調べて一喜一憂したところで何の意味も無く無駄である。

少しでもリングフィットアドベンチャーをプレイした人なら分かるはずだが、必死に運動したところで消費カロリーは高々知れている。クールダウンを提案されるタイミングは早い時で60kカロリー台、遅くても80kカロリー台が多い。食べ物の包装に書かれているカロリーを見れば分かるように、1日のリングフィットで消費するカロリーは1日の食事量から考えたら誤差のようなものである。

時間の掛かるダークドラゴ戦でも、最終的には120キロカロリー程度だ。

100日プレイした時点のレビューにも書いたが、運動で直接痩せるのではなく、基礎代謝が増えたことで自然と痩せていくのである。

そのため、直ちにリングフィットの結果が体重計(体重・体脂肪率)に現れる訳ではない。カロリー以前に、基本的に質量を体内に取り込めばその分体重は増える訳なので、カロリーがほぼ0の水であっても1リットル飲めば体重は一時的に約1kg増える。

世間が1週間のサイクルで動いている以上、人間誰しもがある程度の1週間のサイクルを持っている。そのため、1週間に1回だけ図るタイミングを決めて(例えば日曜日寝る前に1回など)、前週と比べる程度で十分である。

毎日の食事(摂取カロリー)までしっかりコントロール出来ているのであれば、毎日の増減を厳密に測れば良いだろうが、はっきり言ってそんな管理生活はストレスが溜まるのでやってられない。長期トレーニングなので短期で結果を出そうと考えず、続ける事を第一に緩くプレイしていくべきだろう。シビアにやると続かない。

細かい事はマスター4レベルに仕上がった体に近づいてから考えればいい。

パーソナルトレーナーの有難さを知れ

ヨガマットの素晴らしさと、続けるコツを知ってもらえれば、今回の記事としてはもう満足なのだが、最後に小ネタを一つ紹介しておく。

ある程度リングフィットアドベンチャーをプレイした後は、ゲームを起動せずにリングコンだけを持って、何でも良いので好きな運動をやって見て欲しい。ビックリするほどやり難いはずだ。映像とリングの声掛けが無いだけで、これだけ変わるのかと驚くだろう。

残り半分とか後10回みたいな運動の残り回数や、背筋伸ばせとかゆっくりやれみたいな運動のコツを小まめにリングが挟んでくるが、アレの重要性を実感できるだろう。そして、世の中にパーソナルトレーナーという職業が存在する理由に納得できるはずだ。パーソナルトレーナーの有用性には少々懐疑的だったが、リングフィットを通じて効果があるのだと認識を改めた。

どんな技でも声掛けしてくれる素晴らしさ

まあ、そんなパーソナルトレーナーも、リングフィットアドベンチャーがあれば事足りてしまう。リングフィットアドベンチャーは、運動業界から一気に仕事を奪ってしまう、実に罪深いゲームである。

なお、別記事にて、リングフィットのライバルである、フィットボクシング2のレビューを投稿しているので、そちらも参考にしてもらいたい。

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