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善良な一般市民をMCU沼へ引きずり込む男!Marvel’s Spider-Man

評価と簡易コメント
  • 5段階評価:★★★★★
  • 点数:100点
  • コメント:ファストトラベルを最も使用しないオープンワールドゲー
  • プレイ時間:約50時間。
  • トロフィー:100% DLCは未プレイ。
    現在発売中のゲームオブザイヤーエディションは最初からDLC入っています。

私がMarvel’s Spider-Manをプレイする前に持っていたスパイダーマンに関する知識は、サム・ライミ版スパイダーマン三部作を映画館で観たことがあり、東映版のネタをネットで知っている程度でした。

ところが、このMarvel’s Spider-Manにハマってトロフィーをコンプリートした後は、ホットトイズのフィギュアまで買うレベルまで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にどっぷりとハマってしまいました。ゲームを買った当初は、高評価なのに中古で安く売っていてラッキーぐらいの認識でしたが、派生して手を出した先でトンでもなく財布に痛い結果になってしまった。(一切後悔は無いですが)

このレビューでは、Marvel’s Spider-Manの一体何が凄いかをお伝えします。

1.移動が苦にならない奇跡のオープンワールドゲーム

一般的なオープンワールドゲームは、最初のデータ読み込みが長いものの一度読み込んでしまえば、シームレスで広大なフィールドを自由に探索できます。

オープンワールドゲームは自由度が高いため、探索に夢中になっていると目的地から遠く離れてしまいがち。そうなるとゲームによって方法は異なりますが、何らかのファストトラベル(ワープ)で本来の目的値に戻ることになります。しかし、ファストトラベルすると必然的に大容量の読み込みが発生してゲーム体験が中断されてしまいます。かといって、プレイ感を損なわないために同じ道を徒歩で戻ると、それは面倒くさくプレイ継続の意欲に支障をきたします。

ありとあらゆるオープンワールドゲームがファストトラベルに関する問題を抱えており、ロードが無いといわれる神ゲー”ゴッド・オブ・ウォー”も、ユグドラシル経由で移動すると数十秒のロードがあります。(ロード時間中もプレイヤーの移動を促し、キャラクター同士の会話を発生させてうまく誤魔化していますが。)

しかし、Marvel’s Spider-Manにおいては、この問題が見事に解消されています。何故なら、このゲームは移動そのものがスパイディ体験の一つとして提供されているからです。目的地に向かってニューヨークの高層ビルの間をスイング移動すること自体が楽しく、スパイダーマンの移動速度も高速なため、ロードを発生させるぐらいなら大して時間も変わらないので”スイングで移動しよう”と思わせることにも成功しています。

また、スパイダーマンの操作が実に簡単で、R2ボタンを適当に押すだけでウェブが近くの建物に引っかかり、ウォールランもパルクールも何一つ迷うことなく行えます。

公式のプレイ動画を見ると、

どうせこんなに格好良く爽快に動くには、結構な練習がいるんでしょ?

という疑問を持つかもしれません。

しかし、自由にウェブ・スイング可能という解説に嘘偽りは無く、フリー移動開始から1分でこのレベルの操作は可能になります。そして、その1分でこのゲームが神ゲーであることを確信するはず。

スイングなんて何回かやってると飽きるだろ?と、思うかもしれませんが、これがまた不思議なことに飽きません。最初は適当にスイングしているだけで楽しく、操作になれると更に格好良く、効率的に移動できるようになります。最終的には空中でポーズを決めたり、わざと地面に落ちるぎりぎりまで粘ってみたりしても面白いです。偶には地上を歩いてみるのも良いでしょう。”親愛なる隣人”に対してニューヨーカーたちが気さくに話しかけてくれます。

2.当たり前の導入部は省いた斬新なオリジナルストーリー

スパイダーマンの導入部と言えば、放射線を浴びた蜘蛛に噛まれて、気が付いたら特殊能力が使えるようになっており・・・
と展開しますが、このゲームではいつもの説明は一切ありません。

既に一通りのヴィランは刑務所送りにしており、知名度抜群の親愛なる隣人になった後のスパイダーマンが描かれています。そのため、ゲームをスタートすれば即、爽快なスパイディ体験が始まります。

主人公ピーター・パーカーの年齢も23歳と高めに設定されており、科学オタクな少年ではなく、ヒーローと貧乏科学者の2重生活に苦しむ様がしっかりと表現されています。ストーリー展開については、是非体験してもらいたいのでネタバレしませんが、これ1本で映画が作られたとしても十分に通用するレベルです。

また、本作は科学者という職業がしっかりとゲームに反映されており、ウェブを利用した奇抜な動き以外にも、数々のガジェットやスーツの特殊機能をフル活用できます。ドローンを飛ばして自動攻撃したり、ウェブに電撃をまとわせて動きを止めたり、多数のトリッキーなアクションを繰り出せます。Marvel’s Spider-Manではガジェットを多用しますが、多くの人が知っている映画版スパイダーマンの印象を壊すようなことはありません。

 

3.絶対にプレイすべき神ゲー

Marvel’s Spider-ManはPS4で絶対にプレイすべきゲームの一つです。

いつもの導入を省いたストーリーを大胆に展開し、ゲーム映えする要素を取り込みつつも原作のイメージは全く失わず、映画ともアメコミとも異なる非の打ち所の無いゲーム独自のストーリーを楽しめます。

スパイダーマンの映画見たこと人も、スパイダーマン自体が好きじゃない人も、アクションゲームが好きな人ならスイング移動を体験すれば一発でハマるはず。このゲームをプレイしなかったらゲーマーとして一生後悔しますよ!

【オマケ】
私がMarvel’s Spider-Man経由でMCUにハマり、色々と手を出して辿りついた物の一つに、”マーベル 空想科学読本”があります。あの説明不要の人気科学本”空想科学読本”のMCU特化版です。スパイダーマンについては、まさにゲーム内で散々楽しむ事になるスイングの解説が載っているのでオススメです!

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