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非の打ち所がないフルリメイク!聖剣伝説3 TRIALS of MANA

評価と簡易コメント
  • 5段階評価:★★★★☆
  • 点数:100点
  • コメント:忠実再現と大胆アレンジの調和。フルリメイクのお手本。
  • レビュー投稿時の進行状況:難易度ハードで追加要素までクリア済み。
  • プレイ時間:約20時間
  • トロフィー:68%

1995年9月30日に発売され、約80万本を売り上げたレジェンドゲーム”聖剣伝説3″が、2020年4月24日に聖剣伝説3 トライアルズオブマナとして、PS4でフルリメイクされました。

主な変更点は、アクションやキャラ育成で大きく変わったバトルシステムと、グラフィックの向上です。

ストーリー自体には特に手を加えられておらず、昔ながらのJRPG的展開なので目新しさは無いので★4ですが、”フルリメイク”というゲーム製作行為において、非常に満足度の高い仕上がりになっており100点です。

このレビューでは、グラフィックとバトルシステムをメインに紹介したいと思います。

1.主人公選択画面の時点でニヤニヤが止まらないグラフィック

可愛すぎでしょ・・・。

はい、見て分かる通り、一番最初の主人公選択の時点でアンジェラが最高です。

ん?アンジェラって元々こんな感じの露出度高い魔法使いだっただろ?
何をいまさら?
と、思ったかもしれませんが、SFC版は下の様な感じでした。
しっかりと今風になっていますね。

昔はこれにもドキドキしました。

最近は肌が出ていると何かとウルサイですが、全力でプレイヤーに媚びてくる姿勢が良いです。見た瞬間にアンジェラだと分かるし、なんなら昔からこんな感じだったと思わせて来るレベルのアレンジです。
左下に出ている小窓の顔グラもポイント高いです。如何にもスマホ向けソシャゲの限られた範囲内でキャラ主張してくる感じのイラストで好印象。スマホ向けソシャゲは嫌いですが、ああいう所で培った見せ方のスキルが活きて来ることは事実。

最近のリメイクは、直ぐにインナーを着せてきますが、その様な無粋な事はしていません。

愁いを帯びた表情も良く出来ています。

旧作のドット絵も勿論良いのですが、ストーリー展開に合わせてキャラの表情がしっかりと分かるようになって、感情移入しやすくなっていると思います。

ついつい、キャラに目が行がちですが、街並みも見事。

口径にフィットもしてないw

大砲のファストトラベル、これは流石に無理のある飛ばし方w

メインキャラ以外の重要人物やモブキャラもなかなかの仕上がりです。

この人がモブなら一番好き。

ドラクエ11の3Dモードに通ずる物がありますね。
スクエニのモデリング担当はアンリアルエンジンを使って、何をどうすればウケが良くなるのか完全に把握していますね!

プレイするなら絶対に3Dモード!ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

2.SFC版と全然違うのに違和感なく入り込める戦闘システム

リメイクに伴って、戦闘システムは刷新されています。

特技やアイテムを、お馴染みのリングコマンドから選ぶやり方は変わっていませんが、□弱攻撃と△強攻撃に加えて、戦闘中に敵に攻撃を当てると貯める事の出来るゲージを消費して必殺技を繰り出すようになりました。

また、戦闘システムに影響を及ぼす一番大きな変更点として、敵の攻撃範囲が表示されるようになりました。敵が特技を使うと、下のように攻撃範囲が表示されるので、その中に留まっていると当たってしまいます。○ボタンの緊急回避で範囲外へ。

ボス戦や一部のザコの組み合わせによっては、辺り一面が攻撃範囲に埋め尽くされるので、それを上手く回避したり、必殺技のモーションでやり過ごしたりしながら攻撃を当てていく感じです。

GCB経験者は2重武装のダブルロックで×4を思い出すw

攻撃範囲が表示されるお陰で、必中の魔法とか特技は基本的になく、上手く回避できるとノーダメージで倒すことが出来ます。
慣れてくると難易度ノーマルだと敵の攻撃を余裕で回避することが出来て少々簡単過ぎるので、ハードモードで遊ぶことを推奨します。ハードモード+全員闇のクラスチェンジ縛りでやると、ボス戦は流石に蘇生アイテムを連打する事になってやり応えありますよ。

ちなみに旧作の戦闘シーンはこんな感じでした↓

キャラの見た目と同じく、戦闘システムも大幅に変更されていることが分かると思います。しかし、なかなか不思議なもんで、全く違うにも関わらず”こんな感じのアクションゲームだったなー”と、思い出が蘇って来ます。SFCでは再現できなかったけれども、当時思い描いてた在るべき姿がこれだったという事でしょうかね。最新ハードで見事に表現できるようになり、違和感の無い仕上がりになっていると。

次に、キャラ育成の選択肢が大幅に増えたお陰で、決定した育成方針がバトルの難易度に直結しています。

レベルアップで入手する育成ポイントを、力や守などの5項目に振ることで、特技以外にも様々なアビリティを覚える事が可能です。
アビリティを装備する事が出来る数は限られているので、ザコ戦では撃破時HP回復とか、勝利時SP回復の様な、継続戦闘を有利にするものを付けたり、ボス戦ではステータスダウン時間短縮とか、HP低下で防御アップを付けて倒されにくくしたりと、状況によって付け替えていきます。

このアビリティの付け替えは、組み合わせを複数セット用意できて、ボタン一つで切り替えできれば便利だったかな。付け替えが面倒くさくなって、ザコ戦仕様のままボス戦に突入しがちです。

下のスクショは、何も考えずに脳筋ビルドして上位クラスにクラスチェンジしたら、目玉スキルのヨルムンガルド習得が遠くて困っているリースさん。
復讐には単純に物理力が必要ですからね・・・。

知性0だったので、目玉特技のヨルムンガンドが遠い!

???の種から光のクラスチェンジアイテムが出てしまい、しぶしぶ付いたクラスなので仕方がない。
ちなみに、こういう事態になっても、スキルの振り直しは可能なので問題ありません。クラスチェンジもやり直しできます。

3.行先ガイドの追加や音楽アレンジも◎

今後、リメイク作業に関わる業界人たちは是非とも参考にして欲しい!
と、思える素晴らしいフルリメイク作品でした。

細かい部分でも快適にプレイ出来るように配慮されているのですが、特に行先ガイドは非常にありがたかったです。
SFC版はブースカやフラミーが手に入った段階でプレイを中断すると、次はどこだっけ?と少々行先に迷っていた記憶があるのですが、リメイク版で追加された行先ガイドによって、プレイ間隔が空いてしまっても問題ありません。このガイドは、フィールドの大間かな場所だけでなく、街やダンジョンでも最短移動ルートを教えてくれるので便利です。人によっては3周するゲームなので、快適な移動が出来ると嬉しいですね。

ちなみに、音楽もフルアレンジされています。個人的にはアレンジ版しかありえないと思っていますが、旧作ファンも満足できるようにオリジナル音源も選ぶことが出来ますよ。

追加ボスのアニスは別に要らなかったな・・・。

ゲームは一人用でオンライン要素も無く、周回も最大3周で終わるので、中古市場の出回りはやや多めです。よって、値崩れ気味なので新品・中古どちらも比較的安く買える状況かと思います。(2020年7月15日現在の状況)

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